実用日本語表現辞典 |
「たわいもない」の用例一覧
坪内逍遥 十歳以前に読んだ本 ——明治四十五年六月『少年世界』の為に—— (青空文庫)
るはうも不規則、習ふはうは尚ほの事、互ひに気儘や我儘が勝つので、厳しく叱られて 泣面 ( なきつら ) になつたことの多い割合には、習ふことが身に沁みず、只ぶら/″\と月日を過し、閑さへあればたわいもない、くだ...
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坂口安吾 風と光と二十の私と (青空文庫)
さそうだが、然し跳ね廻っている姿は他の子供に比べると格段にその描きだす線が大きく荒々しく、まったく野獣のような力がこもっていて、野性がみちていた。そのくせ色気が乏しい。大胆不敵のようだが、実際は、私は他の小さなたわいもない...
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菊池寛 藤十郎の恋 (青空文庫)
京の三座見物達も藤十郎の傾城買の狂言と言えば、何時もながら惜し気もない 喝采 ( かっさい ) を送っていた。彼が、伊左衛門の 紙衣姿 ( かみこすがた ) になりさえすれば、見物はたわいもなく喝采した。少しでも客足が薄くなると、彼は定まって、伊左...
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