三省堂 大辞林 |
「たびはだし」の用例一覧
岡本かの子 とと屋禅譚 (青空文庫)
店には一つも入って来なかった。自分のところの店番の若者と小僧の 足袋跣足 ( たびはだし ) の足が手持無沙汰に同じ処を右往左往する。眼を挙げて日本橋を見ると晴れた初夏の中空に浮いて悠揚と弓なりに 架 ( か ) かり、 擬宝...
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新世帯 (青空文庫)
醤油(しょうゆ)、薪(まき)に炭、塩などの新店を出した時も、飯喰(く)う隙(ひま)が惜しいくらい、クルクルと働き詰めでいた。始終襷(たすき)がけの足袋跣(たびはだし)のままで、店頭(みせさき)に腰かけて、モク...
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木下尚江 大野人 (青空文庫)
照つて再び 暑気 ( あつさ ) が増した。庭前にガサ/\と物の摺れる音がするので、振り向いて見ると、菅笠に 足袋跣 ( たびはだし ) の翁が、天秤棒の先に風呂敷包を一つ担いで、此の...
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