たかまち
たかまち
高市
高町
高町
読み方:たかまち
- 祭典縁日等衆人雑踏ノ状況并ニ其場所ヲ云フ。〔第四類 言語動作〕
- 祭日。
- 〔的〕祭日のこと、見世物などの出る縁日のこと。普通の縁日を「ヒラマチ」又は「ヒラビ」と云ひ、大掛りの縁日を「オオタカマチ」と云ふ。「ザラ」「サブ」(※「さぶ」)の条参照。
- 祭。
- 大縁日を云ふ。
- 地方ノ縁日、祭礼ヲ云フ。此ノタカマチヲ専門ニ使フ者ヲ「タカマチ師」ト呼ブ。タカマチ師トシテハ通称四郎コト能代谷伝次(当四十二、三年)、仕立屋三公コト溝口三五郎(当六十年位)〔孰レモ昭和十六年十一月長野刑務所出所〕等ガ知ラレテヰル。
- 縁日祭礼。清水、前橋。
- 縁日、祭礼。〔掏摸〕
- 祭礼、縁日など人の混むところ。高市といい、これには、三つほど種類がある。やしが高市に行って、土地の親分なり顔役なりに顔出しをして、仲間へのあいさつがすみ、さて明日からでも商売をはじめるとなれば、まず第一にしょばわり(ばわりとも云う。既出)をきめねばならない。ところで、この高市には、大たかまち(一年に一度とか二度とか限られた祭礼日、年中行事、或いは牛市馬市など)だとか出来たかまち(鉄道開通式、又は博覧会など不時の人出がする市)ひらび(普通の縁日或は夜店)などがある。〔香具師・不良〕
- 祭礼、縁日。神社仏閣は高所にあることが多く、物日に賑やかなまち(市)ができるところから。〔香〕
- 祭礼、縁日など人のこむところ。高市といい、大たかまち、出来たかまち、ひらびの三種がある。
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