実用日本語表現辞典 |
「そ知らぬ顔」の用例一覧
下村湖人 次郎物語 第一部 (青空文庫)
にあいづちをうつ。 「お前たち、何を言っているんだよ。」と、その時、台所と茶の間を仕切る障子が、がらりと開いて、お民のかん高い声が、鋭く二人の耳をうつ。 お糸婆さんは、そ知らぬ顔をする。お浜は、どうせやけ糞だ、とい...
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宮原晃一郎 虹猫の大女退治 (青空文庫)
の稲妻が、ガラガラツと大きな音を立てました。 「これですか。」と、虹猫はそ知らぬ顔で答へました。 「これは珍らしい楽器です。だからあんな音を出します。これがなけりや、僕は歌がうたへません。」 「うん、さうか。ぢや...
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倉田百三 出家とその弟子 (青空文庫)
って。この春だってそ知らぬ顔で 宅 ( うち ) の田地の境界を 狭 ( せば ) めていたのだ。 お兼 それは吉助も悪いには悪いけれど、そうなるのもよっぽど困るからのことですわ。 左衛門 困ると言えば 宅...
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