そごう・西武とは?

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そごう・西武

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/27 03:41 UTC 版)

株式会社そごう・西武
Sogo & Seibu Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
102-0084
東京都千代田区二番町5番地25
二番町センタービル
設立 1969年昭和44年)5月21日
(株式会社横浜そごう)
業種 小売業
事業内容 百貨店
代表者 山下國夫(代表取締役社長)
資本金 100億円
売上高 9,196億33百万円
(2009年2月期合併前業績単純合算)
支店舗数 27
決算期 2月末日
主要株主 セブン&アイ・ホールディングス 100%
主要子会社 #関連会社の項を参照のこと。
外部リンク http://www.sogo-seibu.co.jp/
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株式会社そごう・西武(そごう・せいぶ)は、セブン&アイ・ホールディングス傘下の小売業者である。
百貨店の「そごう」「西武」「ロビンソン」を運営している。

目次

概要

西武池袋本店

セブン&アイ・ホールディングスグループの百貨店事業を、1社で担う。

旧そごうグループの再建

2000年民事再生法に基づく再生手続開始を申し立て経営破綻した株式会社そごう、および、そごうグループ(新千葉そごう柏そごう横浜そごう大宮そごう川口そごう八王子そごう千葉そごう、西神そごう、廣島そごう廣島そごう新館呉そごう徳島そごうの地域子会社)12社(以下、再生13社)を再建するにあたり、株式会社そごうは元西武百貨店社長の和田繁明を特別顧問に迎え入れた(のちに社長となる)。この結果、事実上西武百貨店の支援を受けることとなったが、西武百貨店の傘下に入った訳ではなかった。

経営再建にあたり、まず、再生13社を兄弟会社の関係とするべく、再生13社を直接の完全子会社として傘下に収めるための会社が必要となり、休眠会社を活用することとなった。それが後に「株式会社ミレニアムリテイリング」となる「株式会社十合」である。2001年2月に十合が再生13社を買収、また、西武百貨店と包括的業務提携(資本提携ではない)を行うことで、西武百貨店の経営手法を経営再建に役立てることとなった。この時点で十合は、形式上も実態も、再生13社に対しての「持株会社」ではあったが、経営統合ではなく経営再建が目的だった経緯などから、一般的には「受け皿会社」と表現された。なお、「持株会社」と表現されるようになったのは、西武百貨店を子会社化し商号を十合からミレニアムリテイリングに変更した2003年6月前後からである。

経営再建は順調に進み、2002年に段階的に、十合の傘下において株式会社そごう(同年2月に株式会社横浜そごうから商号変更)を存続会社として再生13社が合併した。そして2003年1月、そごうは、計画よりも2年前倒しで再生手続を終結することができた。

西武百貨店の再建

経営再建を果たしたそごうとは反対に、2002年頃より不良債権問題と関係する形で西武百貨店の財政問題が浮上。2000年に母体のセゾングループ西武グループとは関係無い)において、同グループの解体の引き金となる西洋環境開発の整理に対する負担を強いられ、踏み込んだリストラ策を行わずに経営を続けていた事も仇となり巨額の不良債権を抱えた西武百貨店は、2003年1月14日みずほコーポレート銀行東京三菱銀行クレディセゾン新生銀行(そごう債権とは関係が無い)などの取引銀行へ2300億円規模の債権放棄要請。2月に私的整理に関するガイドラインに基づいた「西武百貨店グループ再建計画」を発表し、経営再建にあたる事となった。

これにより、同社は減増資をすると共に、みずほコーポレート銀行やクレディセゾンデットエクイティスワップの実施などで金融支援を実施。十合の子会社化(後項)により両社は経営統合し、2005年3月に西武百貨店の再建計画は終結した。

増資と経営統合

2003年6月1日に株式会社十合は「株式会社ミレニアムリテイリング」に商号変更、そごうと西武百貨店とで「ミレニアムリテイリンググループ」を発足させた。西武百貨店は十合に対する第三者割当増資株式交換を段階的に実施して2004年9月までにミレニアムの完全子会社となり、名実共にそごうと西武百貨店経営統合が実現した。

なお、持株会社となったミレニアムリテイリングは2003年時点では資本金が5500万円で和田繁明が4割強を出資する規模であり、資本力増強と西武百貨店の再建費用捻出を目的に、2004年7月、新株予約権を行使する形で野村ホールディングス傘下の投資会社「野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)」が500億円、みずほフィナンシャルグループの投資子会社「みずほコーポレート」が400億円出資する事となり、NPFが筆頭株主となった。なお、このみずほコーポレート社長は2006年西武ホールディングス社長に就任した後藤高志(当時、みずほコーポレート銀行常務を兼任)である。

セブン&アイグループ入り

2005年12月26日セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHLDGS)が野村プリンシパル・ファイナンスの保有する株式を買収し、ミレニアムリテイリングを傘下に収める事を電撃的に発表。大手流通グループの再編に一石を投じるなどとして話題を集めた。

2006年2月1日からセブン&アイHLDGSの子会社となり、同年6月1日株式交換を実施し完全子会社となった。

これまでミレニアムは、伊勢丹から池田昭喜と佐野和義の2人の役員を引き抜いている。

同年、ミレニアム会長であった和田は、健康上の理由からセブン&アイHLDGSの副会長に専念することになった。

百貨店事業4社合併

2009年8月1日、株式会社ミレニアムリテイリング、株式会社西武百貨店、株式会社そごうの3社が、そごうを存続会社にして合併し、株式会社そごう・西武となる。これにより、ミレニアムリテイリンググループの名称は役目を終えた。

9月1日には、同じセブン&アイグループの株式会社ロビンソン百貨店を吸収合併、グループの百貨店事業を1社に統合する[1]

沿革

「そごう」と「西武百貨店」の経営統合前

株式会社西武百貨店については、「西武百貨店」も参照のこと。
株式会社そごうについては、「そごう」も参照のこと。
  • 1830年 - 大阪にて「大和屋」(後のそごう)が創業。
  • 1877年 - 大和屋が移転し、「十合呉服店」と店名変更。
  • 1919年 - 株式会社十合呉服店を設立し、百貨店業を始める。
  • 1940年
    • 株式会社十合呉服店が、株式会社十合に商号変更。
    • 株式会社武蔵野デパート(後の西武百貨店)創業。
  • 1949年 - 株式会社武蔵野デパートが、株式会社西武百貨店商号変更。
  • 1952年 - 株式会社十合の関連会社として、株式会社数寄屋寮(後のミレニアムリテイリング)設立。
  • 1969年
    • 株式会社十合が、株式会社そごうに商号変更。
    • 株式会社数寄屋寮が、株式会社十合に商号変更。
  • 1969年5月21日 - 株式会社そごうの関連会社として、株式会社横浜そごう(現在の法人としてのそごう・西武)設立。

株式会社ミレニアムリテイリング

  • 2001年2月 - 株式会社十合と西武百貨店が包括的業務提携契約締結。同時に100%減資したそごうグループ13法人に株式会社十合が出資し、完全子会社化。
  • 2002年
    • 2月 - 十合・西武統合商品部(SSMG)発足。
    • 2月~9月 - 十合傘下の株式会社横浜そごうが、(旧)株式会社そごうをはじめとするそごうグループ9社を吸収合併したうえで、(新)株式会社そごうに商号変更(十合傘下の13社が1社になる)。
  • 2003年
    • 5月2日 - そごうの親会社の株式会社十合など6社が西武百貨店の第三者割当増資を引き受ける。新株の50%を引き受けた十合が西武百貨店の筆頭株主(43.58%)となる。
    • 6月1日 - 株式会社十合が商号を株式会社ミレニアムリテイリングに変更。ミレニアムリテイリンググループ発足。
  • 2004年
  • 2005年
  • 2006年
    • 1月31日 - セブン&アイ・ホールディングスがミレニアムリテイリングの株式65.45%を取得し、子会社化。
    • 6月1日 - セブン&アイ・ホールディングスが株式交換によりミレニアムリテイリングの残りの株式を取得し、完全子会社化。
  • 2007年3月23日 - 関連会社である株式会社ロフトの株式(70.7%)を取得し子会社化。
  • 2008年9月 - 業績不振を理由に佐野社長、池田営業業務改革部長など伊勢丹出身者が辞任。後任に山下そごう社長。

株式会社そごう・西武

  • 2009年
    • 8月1日 - 株式会社そごうが、株式会社ミレニアムリテイリング・株式会社西武百貨店の2社を吸収合併し、株式会社そごう・西武に商号変更(店名は、「そごう」「西武百貨店」を維持)。株式会社ミレニアムリテイリング・株式会社西武百貨店の2社は、法人としては解散[1]。また、これに伴い、社章を従来の「まるちきり」からセブン&アイ・ホールディングスのマーク(「7」と「i」の組み合わせ)に統一。
    • 8月31日 - 登記上の本店(本社)を、東京・九段南から現在地に移転。
    • 9月1日 - 株式会社そごう・西武が、株式会社ロビンソン百貨店を吸収合併[1]



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