そうがく

デジタル大辞泉

そう‐がく【奏楽】

読み方：そうがく

［名］(スル)

１ 音楽を演奏すること。また、その音楽。

２ 歌舞伎下座音楽の一。雅楽を模した鳴り物で、御殿・社寺などの場面に用いる。

そう‐がく【^×宋学】

読み方：そうがく

中国宋代の学者の唱えた学問の総称。特に周敦頤(しゅうとんい)に始まり、程顥(ていこう)・程頤(ていい)が究め、朱熹(しゅき)に至って大成された新しい儒教哲学をさし、狭義には朱子学をさす。経書の訓詁(くんこ)・注釈を重んじる漢・唐代の方法を改め、その哲学的解釈や儒教の実践に力を入れた。性理学。程朱学。→朱子学

そう‐がく〔サウ‐〕【相学】

読み方：そうがく

人相・家相・地相などを見て、その人の性格や運勢などを判断する学問。

そう‐がく【総額】

読み方：そうがく

全部を合計した金額。全額。

世界宗教用語大事典

そうがく 【宋学】

宋代に確立した新しい儒学。北宋の周敦頤・張載・程顥・程頤らが、陰陽五行説・老荘哲学・仏教教理などを取り込んで体系づけし、南宋の朱熹が集大成した。程朱学・朱子学とも。朱子学と対立した宋の陸九淵らの心学派や、陳亮・葉適らの事功学派（永嘉学派）なども含めていう場合がある。→ 朱子学