喘息とは、一般的には気管支喘息のことをいいます。アレルギー反応などによって気管支の炎症が慢性化すると、気道が狭くなり刺激に対して過敏な状態となります。このため、発作的に喘鳴(のどがゼイゼイ鳴ること)や咳、呼吸困難を起こし、時には死に至ることもある病気です。アレルギーの原因が特定できるアトピー型と、それ以外の非アトピー型に大別され、小児喘息の多くはアトピー型であると考えられています。
受動喫煙は喘息を発症させる大きな要因であり、症状を悪化させ発作を誘発します。小児期や学童期はもちろん、母親の胎内にいる期間の受動喫煙はさらに喘息の発症リスクを高めるとされています。喘息患者本人が能動的に喫煙をすることは多くの場合困難を伴うため、データとして現れにくい面がありますが、受動喫煙は成人の場合にも重大な危険因子です。職場はもとより、公共の場所などで日常遭遇するわずかな受動喫煙にさらされたのが引き金となり、発作が起こる場合もあります。
三省堂 大辞林 |
ぜんそく 0 【全速】
ぜんそく 0 【▼喘息】
健康用語辞典 |
喘息
別名:気管支喘息
PDQ®がん用語辞書 |
喘息
【原文】asthma
肺の中の気管支気道が狭くなり、腫脹して呼吸が困難になる慢性疾患。症状には、喘鳴、咳、胸の圧迫感、息切れ、呼吸促迫がある。ペットの毛や、粉塵、煙、花粉、カビ、運動、冷気、ストレスによって発作が引き起こされることがある。
ウィキペディア |
気管支喘息
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/19 09:05 UTC 版)
(ぜんそく から転送)
| 気管支喘息のデータ | |
| ICD-10 | J45.9 |
| 統計 | |
| 世界の患者数 | 約3億人 (2004年)[1] |
| 世界の死亡者数 | 255,000人 (2005年)[2] |
| 日本の患者数 | 235万人 (1996年)[3] |
| 日本の死亡者数 | 3,198人 男性1,565人 女性1,633人 (2005年)[4] |
| 学会・関連機関 | |
| 日本 | 日本呼吸器学会 日本アレルギー学会 |
| 世界 | GINA 世界アレルギー機構 米国胸部疾患学会 欧州呼吸器学会 |
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気管支喘息(きかんしぜんそく、Bronchial Asthma)とはアレルギー反応や細菌・ウイルス感染などが発端となった気管支の炎症が慢性化することで気道過敏性の亢進、可逆性の気道狭窄をおこし、発作的な喘鳴、咳などの症状をきたす呼吸器疾患である。喘息発作時にはこれらの症状が特に激しく発現し、死(喘息死)に至ることもある。単に喘息あるいはぜんそくと記す場合、一般的には気管支喘息のことを指す。東洋医学では哮喘(哮は発作性の喘鳴を伴う呼吸疾患で、喘は保迫するが喘鳴は伴わない呼吸疾患である。双方は同時に見られることが多い為、はっきりと区別する事は難しい。虚証・実証に区別はされるが、気機(昇降出入)の失調で起こる)。
なお、うっ血性心不全により喘鳴、呼吸困難といった気管支喘息類似の症状がみられることがあり、そのような場合を心臓喘息と呼ぶことがあるが、気管支喘息とは異なる病態である。
喘息をはじめとするアレルギーの治療に関して、欧米の医師と日本の医師との認識の違いの大きさを指摘し、改善可能な点が多々残されていると主張する医師もいる[5]。
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- ^ Masoli M, Fabian D, Holt S, et al. "Global Initiative for Asthma(GINA) program: the global burden of asthma: executive summary of the GINA Dissemination Committee report." Allergy 59, 2004, p.p. 469-478. PMID 15080825
- ^ a b WHO Fact sheet N°307
- ^ 厚生省長期慢性疾患総合研究事業報告、喘息に関する研究 平成8年
- ^ 平成17年人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課)
- ^ [1]、社団法人日本アレルギー学会ホームページ
- ^ Marketos SG, Ballas CN. Bronchial asthma in the medical literature of Greek antiquity. J Asthma. 1982;19(4):263-9. PMID 6757243
- ^ 岡山大学医学部検査部/輸血部インフォメーションIgE[2]
- ^ Beasley R. "The global burden of asthma report. Global initiative for ashma(GINA)" 2004
- ^ 平成8年度厚生省長期慢性疾患総合研究事業
- ^ 日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会監修『喘息予防・管理ガイドライン2006』 協和企画、2006年、22頁。
- ^ [3]、社団法人日本アレルギー学会ホームページ
- ^ 長屋宏、「日本のアレルギー診療は50年遅れている」、メディカルトリビューン社。 ISBN 978-4-89589-336-7
- ^ Bousquet J, Lockey R, Malling HJ. (Oct 1998). J Allergy Clin Immunol. 102 (4 Pt 1): pp.749-794.PMID:9802362
- ^ Jenkins, C; Costello, J; Hodge, L (2004), “Systematic review of prevalence of aspirin induced asthma and its implications for clinical practice”, BMJ 328: 434-439, PMID 14976098full text
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