戦闘糧食1型

航空軍事用語辞典++

【戦闘糧食1型】(せんとうりょうしょくいちがた)

自衛隊で用いられている戦闘糧食。
缶詰の形式で提供されるため、「カンメシ」とも呼ばれている。

保存性はよいが、携行するにはかさばって重いという難点がある。
また、ご飯は温めればそれなりの味だが、実際は温めた状態で食べられるとは限らないため、必ずしも好評とは限らないといわれる。

余談であるが、たくあん漬けには熱心なファンが多い。
持って帰る現役自衛官や、関係者に頼み込んでなんとか手に入れようとするマニアが少なくなく、その味を知るものの間でカルトな人気を誇っていた。
現在でもメニューとしては健在だが、納入する業者が変わってしまっている。

現在はレトルトパックにして軽量化した「戦闘糧食2型」も支給されている。

戦闘糧食1型の組み合わせ例：

1. 乾パン、金平糖、オレンジスプレッド、ウインナーソーセージ
2. 白飯、鶏肉野菜煮、味付ハンバーグ、たくあん漬
3. 赤飯、鶏肉もつ野菜煮、たくあん漬
4. 赤飯、味付ハンバーグ、たくあん漬
5. 赤飯、味付コンビーフ、たくあん漬
6. 鶏飯、牛肉味付、たくあん漬
7. 鶏飯、ます野菜煮、たくあん漬
8. しいたけ飯、牛肉味付、福神漬