三省堂 大辞林 |
せりうり 0 【競(り)売り/▼糶り売り】
(2)商品を持ち歩いて売ること。また、その人。行商。
「せりうり」の用例一覧
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 クサンチス XANTHIS (青空文庫)
ウヌスは次第に落ちぶれて行くばかりである。恥かがやかしい 競売 ( せりうり ) に遭ふ。日の目も当らない、五味だらけの隅に置かれて蜘蛛のいに掛かる。とうとうなんだか見定めの附かない物になつて、陶器の欠けや、 古鉄 ( ふるかね ) や、 廃...
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種田山頭火 其中日記 (一) (青空文庫)
ばやたらに人のこひしい星がまたゝいてゐる 裏からつめたく藪風のふきぬけてゆく ・わかれてもどる木の実をひらふ ・秋あつくせりうりがはじまつた ・月に咲けるはそばのはな ・寝るよりほかない月を見てゐる (放哉...
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泉鏡花 古狢 (青空文庫)
高く台を 蹈 ( ふ ) んで立った—— 糶売 ( せりうり ) の親仁は、この小春日の 真中 ( まんなか ) に、しかも夕月を肩に掛けた銅像に似ていた。 「あの煙突が邪魔だな。」 ここ...
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