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生活保護(せいかつほご)(public assistance)
最低限度の生活を保障するため、生活に困窮する国民に対し、国が必要な金銭の給付をする公的扶助のひとつ。1950年に生活保護法が成立し、制度化された。
日本国憲法(第25条)に規定する生存権の理念に基づき、すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活が保障されている。国は、生活に困窮する国民に対し、申請・調査の上、その困窮の程度に応じて、必要な保護を行う。
生活保護制度は、単に最低限度の生活を保障するだけでなく、生活保護を受ける人が自立できるように後押しすることも視野に入れている。そのため、各自の資産や能力などに応じて最善の努力をすることが求められる。また、扶養義務者がいれば、この制度より優先して面倒を見てもらわなければならない。
現在、生活保護を受けている人は120万人を超え、国民全体の1%に相当する。2003年度予算において、生活保護費は前年度の約10%増の約1兆5200億円が計上された。このところの景気低迷を受けて規模は大きく膨らんでいる。
(2003.07.14更新)
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- ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み (中公新書) 本田 良一 中央公論新社
- 現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書) 岩田 正美 筑摩書房