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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

す・る 1 【刷る/摺る】

(動ラ五[四])

〔「する(擦・摩)」と同源
(1)印刷する。《刷》
新聞を―・る」「輪転機で―・る」
(2)版木などに墨や絵の具などをつけ、紙などに当て、こすって写し取る
版画を―・る」
(3)植物染料を布にこすり付けて模様染め出す。《摺》
月草に衣は―・らむ/古今秋上)」
[可能] すれる

する 0為る】

(動サ変)[文]サ変


(「…(を)する」の形で)
(1)動作性の名詞を受けて)ある動作行為を行う。多く場合、その名詞語幹とするサ変動詞存在する。
勉強を〈する〉」「サインを〈する〉」「不審動きを〈する〉」「電話を〈する〉」「こら、何を〈する〉んだ」「自分だけ楽を〈する〉」
(2)ある一時期、ある職務ポストにつく。
「昔、高校教師を〈し〉ていたとき」
(3)(「(…に)…をする」の形で)装身具などを身につける
鉢巻を〈する〉」「いつもネクタイを〈し〉ている」
(4)人や物がある形・色・性質である。また、人がある服装・顔の形・表情である。
「こわい顔を〈し〉てにらむ」「青い目を〈し〉た女の子」「立派な体格を〈し〉ている」「いい腕を〈し〉ている職人
(5)動詞連用形に付いて、いったん名詞化されたものを再び動詞化する多く古語打ち消し表現に用いられた。
「恋〈する〉」「尽き〈せ〉ぬ思い」「絶え〈せ〉ず」

(「…を…にする」「…を…とする」の形で)
(1)ある人をある身分にする。あるポストにつける。あるものに育て上げる
息子医者に〈する〉」「を友と〈し〉て暮らす」「孫を相手に〈し〉て遊ぶ」
(2)ある物をある用途に使う。
「腕をに〈し〉て寝る」「釣った(あゆ)をさかなに〈し〉て酒を飲む
(3)ある物を…に変化させる。
小切手現金に〈する〉」「大豆を臼でひいて粉に〈する〉」
(4)…を…と見なす考える。…扱いする。
「あの話はなかったことに〈し〉て下さい」「ひとをばかに〈する〉にもほどがある
(5)自分で…を…と思う、感じる。
遠足を楽しみに〈し〉ている」「僕は君を頼りに〈し〉ているんだよ」
?
形容詞形容動詞連用形に付いて)その状態にならせる。その状態を出現させる。
「髪を長く〈する〉」「これまでの経緯明らかに〈する〉」「静かに〈し〉なさい」
?
決める。
(1)(「…ことにする」「…こととする」の形で動詞助動詞を受けて)…することを決意する。…することに決める。
「私も一緒に行くことに〈し〉た」「本契約定めに従うことと〈する〉」
(2)(「…にする」の形で名詞代名詞を受けて)選び出して…と決める。
朝食パンに〈する〉か御飯に〈する〉か決め下さい」「どちらに〈し〉ますか」
(3)動詞終止形を「と」で受けて、また、名詞を「と」「に」で受けて、「…とする」「…にする」の形で)それまで動作打ち切って新たな動作とりかかる
「そろそろ寝ると〈する〉か」「お昼だからご飯に〈し〉ましょう
(4)(「…とする」の形で状態性の名詞を受けて)…であると判定する。決定する。
一審判決では有罪と〈さ〉れた」「この法案を是(ぜ)と〈する〉者の割合は…」
(5)(「…とする」の形で、文語形容詞の終止形を受けて)自分で…であると思う。
原案良しと〈する〉者が多数占めた」「職にとどまることを潔しと〈せ〉ず」「解散のおそれなしと〈し〉ない」
(6)(「…とすれば」「…にしては」の形で)…であると仮定する。…と一応決める。
「いま生きていると〈すれ〉ば三〇歳になる」「小学生に〈し〉ては背が高い」
(7)(「…ものとする」の形で動詞助動詞を受けて)法律規則文章で、…と決める。定める。
月謝月末までに納めるものと〈する〉」「委員任期は二年と〈する〉」
(8)(「…とすれば」「…にしては」「…としては」「…としても」「…としての」などの形で)その人立場から考えると。
「彼女と〈すれ〉ばそう考えるのも無理はない」「私と〈し〉ても言い分はある」「彼の小説に〈し〉ては短い方だ」「重役と〈し〉ての仕事
(9)(「…としたことが」の形で)あの有能な…が不覚にも
「おれと〈し〉たことが、こんな失敗しでかすとは」
(10)(「…うとする」「…ようとする」の形で動詞助動詞未然形を受けて)(ア)ある動作とりかかる
「出かけようと〈し〉たら降ってきた」
(イ)ある事柄が行われる所である。ある出来事始まりかかっている。
夕陽がまさに沈もうと〈し〉ていた」「船はまさに岸壁離れようと〈し〉ていた」
?
(「…がする」の形で名詞を受けて)ある現象感じ知覚されるとき、受け手立場からではなくそのもととなった現象中心表現する言い方
玄関で人の声が〈する〉」「良い香りの〈する〉花」「変な味が〈する〉」「頭痛が〈する〉」「ほめられれば悪い気は〈し〉ない」
?
事物の状態などを表す副詞を受けてそれを述語化するそのような状態である。
「あっさり(と)〈し〉た味」「疲れぐったり(と)〈する〉」「ゆっくり〈し〉ていって下さい」「いつも堂々と〈し〉ている」「それを見てぞっと〈し〉た」
?
数量を表す語に付く。
(1)時間を表す語に付いて)ある時刻起点にして、その時間が経過する。たつ。
一時間(も)〈すれ〉ばやむだろう」「買って一年(も)〈し〉ないのにもう壊れた」
(2)価格を表す語に付いて)買い手立場から、その値段である。あまり安くない場合にいうことが多い。
「四〇万円も〈する〉高級カメラ」「これいくら〈し〉たの」
(3)人数を表す語に「…して」の形で付いて)その人数で一緒にある動作をすることを表す。
二人〈し〉て出かける」「家族みんな〈し〉て働く」
?
「…(と)して」「…(と)すると」「…(と)すれば」「…(と)したら」などの形で、副詞述語化して用いる。
依然と〈し〉て」「もしか〈する〉と」「もしか〈し〉たら」「ひょっと〈し〉て」「ひょっと〈する〉と」「ひょっと〈し〉たら」「ややも〈する〉と」「とも〈する〉と」「とも〈すれ〉ば」「頑と〈し〉て口を割らない」「鹿児島でも時と〈し〉てが降る」
?
補助動詞
(1)動詞連用形助詞「は」「も」「でも」「さえ」「こそ」などを伴ったものに付いて)その動詞の意味、またはその動詞打ち消しの意味を強める。
「出かけは〈し〉たが」「見も〈し〉ない」「知りも〈し〉ないことを言うな」「笑いでも〈し〉たら」「乗りさえ〈すれ〉ば」
(2)動詞連用形重ねたもの、あるいは動詞並列を表す「なり」「たり」「も」「か」「し」「つ」などを添えたものに付いて)叙述助け働きをする。
鉛筆(しん)削り削り〈し〉て細字を書く」「見聞き〈し〉たこと」「ここで寝起き〈し〉ている」「打つなりたたくなり〈し〉てくれ」「書いたり消したり〈する〉」「日によって静かだったりうるさかったり〈する〉」「逃げ隠れも〈し〉ない」「材質粗悪だか薄いか〈し〉て穴があく」「腹はへるし風は冷たいし〈する〉から…」「抜きつ抜かれつ〈する〉」
(3)(上に「お」を添え動詞連用形、あるいは、上に「御」を添え動作を表す漢語に付いて)謙譲の意を表す。
先生をお呼び〈する〉」「お荷物お持ち〈し〉ましょう」「のちほど係の者が御案内〈し〉ます」「お客様御招待〈する〉」
(1)「する」の活用は、口語では「し・せ・さ、し、する、する、すれ、しろ」、文語では「せ、し、す、する、すれ、せよ」。(2)活用形のうち、口語未然形は、「し」には助動詞「ない」「よう」が、「せ」には助動詞「ず」「ぬ」(打ち消し)が、「さ」には「れる」「せる」がそれぞれ接続する。→させる・される。(3)命令形は、古くから「せよ」が用いられ、現代でも文章語的な言い方としては用いられることがある。一方中世後期から「せい」が用いられるようになり、近世江戸語以降は「しろ」が用いられるようになった(4)文語場合過去助動詞「き」の接続変則的で、終止形「き」には連用形「し」から、連体形「し」および已然形「しか」には未然形「せ」から続く。すなわち、「しき」「せし」「せしか」となる。(5)「する」は、他の語と合して、いろいろの複合動詞をつくる。(ア)うわさする・びっくりする・おともする。(イ)勉強する・運動する・練習する・研究する。(ウ)リードする・スケッチする・ノックする。(エ)重んずる軽んずる先んずる(オ)察する達する・決する(カ)感ずる・信ずる・論ずる・生ずる・通ずる。(キ)愛する・熟する服する・訳する・略する。これらのうち、(エ)(カ)の諸動詞は、すべて「ずる」となるから、ザ行変格活用ということになる。文語場合もほぼ同様である。(6)現代語では、(5)にあげたようなサ変複合動詞のうちには、サ行ザ行変格以外の他の活用として用いられるものもある。すなわち、(5)(エ)(オ)(カ)の諸動詞上一段活用としても用いられる。例えば、「重んじる先んじる察しる達しる感じる・信じる・論じる・生じる・通じる」など。また、(キ)の諸動詞五段活用としても用いられる。例えば、「愛す熟す服す・訳す・略す」など〕
» (成句)すまじきものは宮仕え
» (成句)する事なす事

す・る 1剃る】

(動ラ五[四])

「そる(剃)」の転。
「顔を―・る」
[可能] すれる

す・る 1掏る】

(動ラ五[四])

人が身につけている金品素早く盗み取る
財布(さいふ)を―・られた」
[可能] すれる

す・る 1 【擦る/摩る/磨る/擂る】

?(動ラ五[四])

(1)物を他の物に触れさせたまま、力を入れて動かす。こする。《擦・摩》
マッチを―・る」「何かで―・った傷がついている
(2)物の面に他の物を押しつけて、くり返し動かす。こする。《磨・擦・擂》
「やすりで―・る」「墨を―・る」「垢(あか)を―・る」「足―・り叫び伏し仰ぎ/万葉 904」
〔「手をする」などは、多く摺る」と書く〕
(3)鉢や臼の中で、つぶして細かくする。《擂》
「ごまを―・る」「味噌を―・る」
(4)賭け事などに金・財産使い果たす。《擦・摩》
競馬で―・った」
(5)貝などを漆で塗り込んで、磨き出す。
「丸ぼや―・つたる鞍置いてぞ乗つたりける/平家 11
[可能] すれる
?(動ラ下二
⇒すれる
» (成句)すった揉んだ



茨城弁大辞典

茨城王茨城王

【する】 する

剃る。
例)はあ髭すったらよがっぺよ→もうそろそろ髭剃ったほうがいいんじゃないか


あがつま語

あがつま語☆実用会話講座あがつま語☆実用会話講座

する

[多]=剃る=髭を剃(そ)る ・「おらあ毎朝 ひげを する」


甲州弁辞典

うっち~の甲州弁研究所うっち~の甲州弁研究所

する

甲州弁意味用例
する剃る、かするひげをする(ひげを剃る


鳥取弁辞書

鳥取弁辞書鳥取弁辞書

下関弁辞典

下関弁辞典下関弁辞典

する

方言 意味 例文
する 洗う、流す、こする。
背中っちゃろうか?発音
背中流してあげようか?



隠語大辞典

皓星社皓星社

ずる

読み方:する

  1. 帯及ヒ褌ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・山口県
  2. 褌。〔第二類 人物風俗
  3. 褌を云ふ。
  4. 褌のこと。

分類 山口県


スル

読み方:する

  1. 酒。

分類 朝鮮人

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/11/09 14:43 UTC 版)

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Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)

出典:Wiktionary

する

出典:『Wiktionary』 (2012/03/13 23:04 UTC 版)

動詞:為る

するる】

  1. 動作起こす
  2. あるものに作用を及ぼして、状態などを異ならせる。
    自動詞:なる
  3. 音、味、温度などを感知する。身体的症状(もよおす)
    よいかおりがする。頭痛がする。めまいがする。吐き気がする
  4. (〜〈金額〉するの形で)〜の価格である。
    百万円はする宝石
  5. 服飾品などを)身に付ける
    ネクタイをした男性
  6. (〜〈時間〉するの形で)〜の時間経過する。
    この建物百年もすれば壊れるだろう。

活用

サ行変格活用
語幹なし)-する

発音

IPA: /ˈsɯ.ɺɯ/
X-SAMPA: /??/

語源

用法

関連語

翻訳

語義1

動詞:擦る・磨る・擂る・摩る・摺る

る、る、擂る、る、る】

  1. こする。
    やれ打つな が手をすり 足をする小林一茶
  2. マッチをこすりつけ、火をつける。
    みんなはおじぎをして、それからたばこをくわえてマッチすったりどこかへ出て行ったりしました。(宮沢賢治セロ弾きのゴーシュ』)

活用

ラ行五段活用
す-る

発音

IPA: /??/
X-SAMPA: /??/

関連語

用字

翻訳

動詞:摩る

る】

  1. 使い果たす
    競馬一万円摩った。

活用

ラ行五段活用
す-る

発音

IPA: /??/
X-SAMPA: /??/

関連語

翻訳

動詞:刷る・摺る

  1. 字を紙に写す。

活用

ラ行五段活用
す-る

用字

発音

IPA: /??/
X-SAMPA: /??/

関連語

翻訳

動詞:掏る

掏る

  1. 他人が身につけているものをこっそり盗む

活用

ラ行五段活用
す-る

発音

IPA: /??/
X-SAMPA: /??/

関連語

翻訳



漢字辞典

出典:漢字辞典






  • 画数:18
  • 音読み:マ
  • 訓読み:する、 もむ、 まする、 さする
  • ピンイン:mo2 / ma1

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