三省堂 大辞林 |
すっくり 3
(多く「と」を伴って)
(1)まっすぐに立っているさま。
「孟宗が中途に二本、上の方に三本程―と立つてゐる/門(漱石)」
(2)すっかり。すべて。
「何もかもたくみの段々―と言うてのけた/浄瑠璃・今川本領猫魔館」
(3)こわめに飯をたくことをいう語。
「食(めし)は赤まじりのひね臭いを―とたかせ/浄瑠璃・宵庚申(上)」
京ことば |
品詞の分類
「すっくり」の用例一覧
上村松園 古い記憶を辿って 山元春挙追悼 (青空文庫)
い内から春挙さんは、すっくりした、いかにも書生肌の大変話ずきの人でした。毒のない安心して物の言えるいい人であったという事は、私にも言えます。 私の若い時分は、今のように、文展とか、帝展とかといった、ああ...
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津村信夫 月夜のあとさき (青空文庫)
は店の品物でも入れたらしい大きな風呂敷包を肩にして、飛ぶように歩いてくる。木曾地方で軽サンと云う袴、あの立つけ袴をはいて、思いなしか腰のあたりもすっくりのびたようである。 「随分早かったね」と云うと、「いいえ、年するとね」そう...
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杏の若葉 (青空文庫)
が切れたら大変だよ」 「何としていいか。これは困ったな——ああ、ぬい、一走り清ちゃんとこさ行ってこ。きっといるから。あの子なら、訳はあるまい、ついこんないだ、小形屋の蓄音器をすっくりほごしてまた鳴るようにしたってもの」 ぬい...
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