三省堂 大辞林 |
すくなくも 3 【少なくも】
(1)「すくなくとも(1)」に同じ。
「―100メートルはある」
(2)(下に打ち消しや反語を伴って)いくら少なく見ても…ではない。
「旅といへば言にそ易き―妹に恋ひつつすべなけなくに/万葉 3743」
「すくなくも」の用例一覧
島崎藤村 婦人の笑顔 (青空文庫)
たゞ浅い滑稽の表象でしかない。人はいかなるものをも弄ぶやうになるものだ。すくなくもこの世に幸福を持ち来しさうなあの福々しい女のほゝゑみも、あれはその実、笑つてゐるのか泣いてゐるのか分らないやうな気がする。 底本:「日本の名随筆40...
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長谷川時雨 裸女の畫 (青空文庫)
氣忙しさに、一生を怱忙と暮す人々ならば、氣のつかぬもあたりまへのことで、こんなことをいふのは、テンから間違つてゐることだが、すくなくも今ここにいふ人たちは、さうしたことに關心のない人たちではないので、ちよ...
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長谷川時雨 芳川鎌子 (青空文庫)
一物もそのことに関係のあるものについては、 洩 ( も ) れなく活字にされるが、けれども、それは表面だけの事実ではなかろうか。すくなくも事の真相、死のうとした二人よりほかに知らない秘密は全くの無言だ。その一人は絶息し、その...
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