三省堂 大辞林 |
すうっと 0
(1)軽快に、滑らかに、静かに物が動くさま。
「車が―来て止まった」
(2)一本の筋のように伸びるさま。
「―伸びた枝」「涙が一筋―ほおを伝う」
(3)心の中のわだかまりや体の中にとどこおっていたものが次第にとけてさっぱりするさま。
「胸が―した」
品詞の分類
「すうっと」の用例一覧
堀辰雄 雪の上の足跡 高原の古駅における、二月の夕方の対話 (青空文庫)
まっすぐに、一本の点線を雪の 面 ( おもて ) にすうっと描いたような具合に、林のへりなぞをよく縫い歩いているのだがね。兎のやつのは、そこいら中を無茶苦茶に跳びまわると見え、足跡...
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楠山正雄 白い鳥 (青空文庫)
ひまもないうちに、手ばやく 羽衣 ( はごろも ) を 着 ( き ) ると、そのまますうっと上へ 舞 ( ま ) い 上 ( あ ) がりました。 「ああ、あれあれ。」 と、おかあさんは 両手 ( りょうて ) をひ...
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田中貢太郎 阿芳の怨霊 (青空文庫)
不思議そうな顔をして膳をさげて往った。由平は 鬼魅 ( きみ ) がわるかったが、強いて気を強くして箸を執った。そして、椀の蓋を取ろうとしたところで、別な 蒼 ( あお ) い手がすうっと来て由平の手を押えた。由平ははっと...
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