航空軍事用語辞典++ |
【垂直発射システム】
Vertical Launching System (VLS)
西側東側諸国の新型の戦闘艦に多くみられる、甲板下に埋め込むように設置された垂直のミサイル発射機で多くの場合弾薬庫も兼ねる
代表的なものに、RIM-7、RIM-162専用のMk.48と、汎用型のMk.41が存在し、後者はRIM-66、RIM-7、BGM-109、RUM-139、RIM-162などが運用可能である。
垂直発射システムは以下のような利点を持つ。
- 発射機の容積を局限できる。
- 機械駆動の装填機構が存在しない為信頼性が高い。
- レーダー反射面積が低い。
- 被弾時にも被害を受けにくい。
- 互換性が比較的高く、多種多様な弾薬を発射できる。
- 連続発射が可能。
Mk.48はRIM-7専用にすることで軽量化および容積効率の向上をした型であり、Mk,41・Mk.48ともにRIM-7を1セルあたり2発まで装填することができる。
ところが後継のRIM-162はMk.41に1セルあたり4発まで装填できるのに対し、Mk.48では相変わらず2発までしか装填できない。このためRIM-7の退役後にMk.48はメリットを失い、徐々に廃れていくと予想される。
いかづちのMk.41 VLS(RUM-139用)