じゅうたん‐ばくげき【×絨×毯爆撃】
絨毯爆撃
(じゅうたん爆撃 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 18:31 UTC 版)
絨毯爆撃(じゅうたんばくげき、英語: carpet bombing)は、地域一帯に対して無差別に行う爆撃。無差別爆撃、都市爆撃、地域爆撃、恐怖爆撃とも呼ばれ、一般には住宅地や商業地を破壊して敵国民の士気の喪失を目的とした戦略爆撃である。これに対して、工場や港・油田などの施設の破壊を目的にした爆撃は「精密爆撃」に分けられる[1]。絨毯爆撃という表現は、床に敷かれた絨毯のように、爆弾が一面を覆う印象から想起されたものである。
- ^ 三浦俊彦『戦争論理学 あの原爆投下を考える62問』二見書房21頁
- ^ 荒井信一『空爆の歴史』岩波新書9-10頁
- ^ 荒井信一『空爆の歴史』岩波新書129頁
- ^ 52条2項「攻撃は、厳格に軍事目標に対するものに限定する。軍事目標は、物については、その性質、位置、用途又は使用が軍事活動に効果的に資する物であってその全面的又は部分的な破壊、奪取又は無効化がその時点における状況において明確な軍事的利益をもたらすものに限る。」
- ^ この議定書にアメリカ、インド、インドネシア、イラン、イスラエル、マレーシア、パキスタン、フィリピン、トルコなど24カ国は参加していない。外務省ジュネーヴ諸条約及び追加議定書[1]
- ^ ZDNet Japan - アップル、Windows版Safariをアップデート--「じゅうたん爆撃」問題を修正
- ^ ZDNet Japan - Windows用Safari「絨毯爆撃」の脆弱性実証コードが公開される
「じゅうたん爆撃」の例文・使い方・用例・文例
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