じゅうさん

デジタル大辞泉

じゅう‐さん〔ヂユウ‐〕【重三】

読み方：じゅうさん

双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目がともに三と出ること。朱三。ちょうさん。

隠語大辞典

十三

読み方：しゅうさん，じゅうさん

1. 櫛ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・兵庫県〕
2. 櫛ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・岡山県〕
3. 櫛ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・島根県〕
4. 櫛ノコトヲ云フ之レハ九ト四ハ十三ナリ故ニ櫛ヲ十三ト云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・大分県〕
5. 櫛ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・茨城県〕
6. 櫛ノコトヲ云フ。但シ十三ト云フハ九ニ四ヲ加フレハ十三トナルヲ以テナリ。〔第二類　金銭器具物品之部・福岡県〕
7. 櫛（九四）をいふ。盗賊語。
8. 櫛－九四ノ数ヲ合シテ十三トナルノ意。〔第二類　人物風俗〕
9. 櫛のことをいふ。櫛は昔ク（九）シ（四）なる故その和は十三になるから。
10. 櫛のことをいふ。ク（九）シ（四）の音から出た語。十三屋は小間物屋のこと。
11. 櫛。九と四とプラスしたもの　前橋。
12. 櫛（十三夜の月からきている）。〔掏摸〕
13. 櫛。九と四で十三になるところから（苦と死は縁起が悪いから）。〔俗〕
14. 櫛。十三夜の月からきている。

分類 俗語、俗／一般、兵庫県、大分県、岡山県、島根県、掏摸、盗賊語、福岡県、茨城県

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