じすい

デジタル大辞泉

じ‐すい【自水】

読み方：じすい

水中に身を投げて自殺すること。入水(じゅすい)。

じ‐すい【自炊】

読み方：じすい

［名］(スル)

１ 自分で食事をつくること。「外食をせずに—する」「—生活」

２ 手持ちの書籍や雑誌を裁断・解体し、各ページをイメージスキャナーで読み取り、電子書籍化すること。→スキャン代行サービス

IT用語辞典バイナリ

自炊

読み方：じすい

自炊とは、自分で炊事することであるが、IT用語としては手持ちの出版物を裁断・スキャンし、電子書籍として電子機器上で閲覧可能にすることを意味する俗称である。

自炊は、多くの場合、書籍や雑誌を裁断機でページを切り離してから、ドキュメントスキャナでデジタルデータとして読み取ることによって行われる。一般的には、自分の所有する本であれば「私的複製」の範囲に留まり、合法的であると認識されている。最近では、書籍を送れば裁断・スキャンしてデジタルデータとして送り返すスキャン代行サービスも数多く登場している。

「自炊」という呼び名はWeb上で用いられ始めたインターネットスラングの一種であるが、KindleやiPadなどの電子ブックリーダーの登場、電子書籍そのものの普及などを背景に、広く知られるようになりつつある。電子書籍を購入や書籍のまま読む方法に対して、自炊によるデジタルデータ持ち歩く方法を主義としているユーザーを「自炊派」などと呼ぶ。

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