三省堂 大辞林 |
しれもの 0 【▽痴れ者】
「この―め」
(2)その道に打ち込んだ巧者。相当な者。大したやつ。したたかもの。
「さればこそ風流の―、爰に至りて其の実を顕す/奥の細道」
(3)乱暴者。狼藉(ろうぜき)者。暴漢。
「しれもの」の用例一覧
野口雨情 枯草 (青空文庫)
( ねら ) ふ蛇の子の げに 横着者 ( しれもの ) よ鵙の子よ 花壇の春 土やはらかく耕して 千草の種を 培 ( つちか ) へば 春風いまだ吹かぬ間に 芽こそ細くも萠ゑにたれ やが...
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国枝史郎 紅白縮緬組 (青空文庫)
れ ) は紅縮緬組の 杜鵑之介 ( ほととぎすのすけ ) とかいう奴よな。しつこくまたもや現われて、止めだてするとは無礼の 痴人 ( しれもの ) ! とくそこを退け! 退きおろう!」 「 痴人 ( しれもの...
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樋口一葉 さをのしづく (青空文庫)
日の本に三筆のひとつといひし世尊寺の卿をはじめ袖のうつり香ゆかしとしたひし君たちのうちたれかはまが/\敷しれものあらんや さる人々の此君に別れぬる後いかならんつまを得たりともあはれたちまさりてなどおもへるはあらじ 一時の情に一とおもはれぬるは此人のゝぞみたりぬる成かし 駿馬...
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