しらね型護衛艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 02:21 UTC 版)
しらね型護衛艦(しらねがたごえいかん、英: Shirane-class helicopter destroyer)は、海上自衛隊の護衛艦の艦級。ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)の第1世代であるはるな型(43/45DDH)の拡大改良型として[2]、第4次防衛力整備計画(4次防)中の昭和50・51年度計画で各1隻が建造された[1]。ネームシップの建造単価は約395億円であった[3]。
注釈
- ^ 後日装備
- ^ a b 後日撤去
- ^ 国防会議事務局では海原治がヘリコプター搭載大型護衛艦に猛反発し、内局防衛局の伊藤圭一、海幕防衛課長の矢田次夫、防衛班長の前田優と、後に海上幕僚長になる中村悌次が海原への説明に赴いたが[7]、海原は説明を聞かずに、「時間のかかる船を先に作らせてください」と懇願する伊藤を一方的に責めるばかりで、ヘリコプター搭載大型護衛艦にまったく理解を示さなかった。
- ^ 日光白根山と草津白根山の山名、山頂名が「白根山」である[9]。
- ^ なおフィンスタビライザーに関して、「くらま」は5m2フィン2式に回帰したとの資料もあるが、これは誤りである[1]。
- ^ a b 固定兵装ではなく搭載品扱い
- ^ STOVL対応に改修予定
- ^ アメリカ海軍のウェイン・E・マイヤー少将からは、「厳密に言えば完全なシステム艦とは言えないが、日本のシステム艦のはしりという位置付けはできるだろう」と評された[14]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 香田 2015, pp. 134–143.
- ^ 香田 2017.
- ^ 防衛省経理装備局 艦船武器課 (2011年3月). “艦船の生産・技術基盤の現状について” (PDF). 2015年6月28日閲覧。
- ^ 香田 2015, pp. 106–111.
- ^ 長田 1995.
- ^ 手塚 2010.
- ^ 中村 2009.
- ^ 護衛艦しらねの公式パンフレットに記載有り
- ^ “国土地理院 日本の山岳1003山”. 2018年2月4日閲覧。
- ^ 志岐叡彦『[投稿]護衛艦「しらね」の改名を要望する』軍事研究 1993年6月号 ジャパン・ミリタリー・レビュー
- ^ 阿部 2000, pp. 114–118.
- ^ a b c 岡部 2008.
- ^ 阿部 2011.
- ^ 岩橋 2014.
- ^ a b 山崎 2011.
- ^ 野田 1995.
- ^ a b 岡部 2001.
- ^ 多田 2010.
- ^ 香田 2015, pp. 170–179.
- ^ 香田 2015, pp. 167–169.
- ^ A Philippines Defense Equipment Wish List Submitted in Japan - Manila Livewire
- ^ “護衛艦「くらま」取材レポート”. ハイスクール・フリート 公式サイト. 2020年3月15日閲覧。
- 1 しらね型護衛艦とは
- 2 しらね型護衛艦の概要
- 3 装備
- 4 同型艦
- 5 登場作品
- 6 脚注
固有名詞の分類
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