しょう紅熱とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > しょう紅熱の意味・解説 

しょうこう‐ねつ〔シヤウコウ‐〕【×猩紅熱】

読み方:しょうこうねつ

溶血性連鎖球菌によって起こる感染症。のどが痛み急に高熱出し全身発疹現れる小児多く治療にはペニシリンが有効。以前は、法定伝染病学校伝染病一つであったが、ペニシリン治療すれば軽症治ることが多いことから、溶連菌感染症という病名在宅治療を行うのが普通となり、現在では猩紅熱という病名法的な規制受けない


猩紅熱

(しょう紅熱 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 06:13 UTC 版)

猩紅熱(しょうこうねつ、: scarlet fever)は、小児に多い発疹性感染症。明治年間に法定伝染病に指定され恐れられていた病気の一つだが、抗生物質の開発により、治療が容易になった。このため、1998年の法改正に伴い、法定伝染病(届け出が必要)ではなくなった。現在の感染症法ではA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)として診断・治療を行うことがほとんどである。


  1. ^ Scarlet Fever: A Group A Streptococcal Infection”. Center for Disease Control and Prevention (2016年1月19日). 2016年3月12日閲覧。
  2. ^ Shorter Oxford English dictionary. United Kingdom: Oxford University Press. (2007). pp. 3804. ISBN 0199206872 
  3. ^ a b Q18猩紅熱(しょうこうねつ)はどのような症状ですか? 日本皮膚科学会
  4. ^ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 厚生労働省
  5. ^ a b 臨床検査データブック2017-2018 疾患と検査 - 感染症,性病,寄生虫疾患 - 猩紅熱、医学書院
  6. ^ a b レンサ球菌感染症 MSDマニュアル プロフェッショナル版
  7. ^ a b c d A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは 国立感染症研究所感染症情報センター


「猩紅熱」の続きの解説一覧

「しょう紅熱」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「しょう紅熱」の関連用語

しょう紅熱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



しょう紅熱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの猩紅熱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS