しゅす

実用日本語表現辞典

繻子

読み方：しゅす

織物の織り方のうち、糸の交差する頻度を減らし、横糸が縦糸の上（表面）に現れないように織る構成のこと。および、そのような織り方で織られた生地のこと。繻子織（繻子織り）ともいう。

特に絹糸を用いた繻子織の布はサテンとも呼ばれる。最近では絹以外の化学繊維などを用いた繻子織をサテンと呼ぶ場合も多い。サテンは衣装に華美な印象を与え、着心地もよい。ドレスやシャツ、スカーフなどは繻子織の製品も多い。

繻子織は「平織」「綾織」と並んで代表的な織り方（三原組織）のひとつに数えられる。

（2019年6月12日更新）

デジタル大辞泉

しゅ・す【^▽呪す】

読み方：しゅす

［動サ変］《「じゅす」とも》のろう。まじないをする。

「外道また虚空に向かって且(しばら)く—・したるに」〈太平記・二四〉

しゅ‐す【^×繻子／朱子】

読み方：しゅす

繻子織りにした織物。帯地・半襟・洋服地などに用いられる。サテン。

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「しゅす」の例文・使い方・用例・文例

• しゅすのドレスを着た.
• しゅすのドレス.
• (銀器の)しゅす仕上げ[磨き].
• ぜいたくな絹やしゅすの衣服をまとっている, 着道楽をしている.
• 繻子｛しゅす｝と縮緬｛ちりめん｝の腹合わせの帯
• 近いしゅすのドレス