三省堂 大辞林 |
しゅくしゅく 0 【粛粛】
(1)しずかなさま。ひっそりとしているさま。
「鞭声は―と夜河を過(わた)りぬれば/山陽詩鈔」
(2)おごそかなさま。
「師範学校の方は―として進行を始めた/坊っちゃん(漱石)」
「しゅくしゅく」の用例一覧
田中貢太郎 首のない騎馬武者 (青空文庫)
ろう金属の触れあうような音も聞えて来た。おやと思って見ると、騎馬武者の一隊が前から来ているところであった。 某は不思議に思ったが路の真中に立っていられないので、路ぶちへ寄って見ていると、騎馬武者の一隊は、其の前を 粛々 ( しゅくしゅく...
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海野十三 人造人間戦車の機密 ——金博士シリーズ・2—— (青空文庫)
あげをされつつ、 粛々 ( しゅくしゅく ) として陣を張っているのであった。 これは 余談 ( よだん ) に 亘 ( わた ) るが、彼れ醤は、日本軍のため、 重慶 ( じゅうけい ) を追われ、 成都 ( せい...
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寺田寅彦 竜舌蘭 (青空文庫)
しきり歌がやんだと思うと、不意に 鞭声粛々 ( べんせいしゅくしゅく ) とたれやらがいやな声でわめく。 信乃が腕をこまねいてうつむいている前に片手を畳につき、 片袖 ( かたそで ) をくわえている浜路の後ろに、影の...
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