しゅく

デジタル大辞泉

しゅく【^×柷】

読み方：しゅく

中国古代の打楽器。上方が下方より開いた、中空の方形の木箱で、上板の中央部に円孔があり、そこに挿入した木の棒で底や側板を打って音を出す。雅楽の奏楽開始の合図に用いた。

しゅく【叔】

読み方：しゅく

［常用漢字］　［音］シュク（呉）（漢）

１ 父・母の年下のきょうだい。「叔父・叔母」

２ 兄弟の序列で三番目。「伯仲叔季」

［名のり］はじめ・よし

［難読］叔父(おじ)・叔母(おば)

しゅく【^×夙】

読み方：しゅく

［音］シュク（呉）（漢）　［訓］つとに

１ 昔から。早い時期から。つとに。「夙志・夙成」

２ 朝早く。「夙夜」

［名のり］あさ・つと・とし・はや

しゅく【^×夙】

読み方：しゅく

江戸時代、畿内に多く居住し、賤民視された人々。天皇の御陵番である守戸(しゅこ)のなまりともいうが未詳。夙の者。

しゅく【宿】

読み方：しゅく

［音］シュク（漢）　スク（呉）　［訓］やど　やどる　やどす

［学習漢字］3年

〈シュク〉

１ 一時的に寝泊まりする所。やど。「宿駅／下宿・旅宿」

２ 寝泊まりする。やどる。「宿舎・宿直・宿泊／寄宿・止宿・露宿」

３ 以前からの。長く持ち続けている。「宿痾(しゅくあ)・宿願・宿敵・宿弊」

４ 年功を積んだ。「宿徳・宿老」

５ 前世からの。「宿縁・宿世(しゅくせ・すくせ)・宿命」

６ 星座。「星宿・二十八宿」

〈やど〉「宿屋／定宿(じょうやど)」

［名のり］いえ・おる・すみ

［難読］宿直(とのい)・宿酔(ふつかよい)

しゅく【宿】

読み方：しゅく

［名］

１ 泊まること。また、その場所。やどや。旅館。

２ 宿場。宿駅。「間(あい)の—」

３ 星座。星宿。

［接尾］助数詞。旅の宿りを数えるのに用いる。「一—一飯」

しゅく【淑】

読み方：しゅく

［常用漢字］　［音］シュク（呉）（漢）　［訓］しとやか

１ しとやか。よい。「淑女／貞淑」

２ よいと思い、慕う。「私淑」

［名のり］きよ・きよし・すえ・すみ・とし・ひで・ふかし・よ・よし

しゅく【祝】

読み方：しゅく

［音］シュク（呉）（漢）　シュウ（シウ）（漢）　［訓］いわう　はふり　ほぐ

［学習漢字］4年

〈シュク〉

１ いわう。いわい。「祝宴・祝賀・祝辞・祝日・祝杯・祝福・祝勝会／慶祝・奉祝」

２ のりとをあげる。神に祈る。「祝祷(しゅくとう)」

３ 神主。神官。はふり。「巫祝(ふしゅく)」

〈シュウ〉いわい。「祝儀・祝言」

［名のり］い・いわい・とき・のり・はじめ・ほう・よし

［難読］酒祝(さかほが)い・祝詞(のりと)・祝部(はふりべ)

しゅく【祝】

読み方：しゅく

祝うこと。多く、名詞に冠して、その事柄を祝う意を表す。「—開店」「—御入学」

しゅく【粛〔肅〕】

読み方：しゅく

［常用漢字］　［音］シュク（呉）（漢）　［訓］つつしむ

１ 心・規律などを引き締める。つつしむ。「粛啓・粛正・粛清・粛党／自粛」

２ 身が引き締まるほど厳しい。「粛殺／厳粛」

３ 物音を立てない。「静粛」

［名のり］かく・かた・かね・きよし・すすむ・すみ・ただ・たり・とし・はや・まさ

しゅく【粛】

読み方：しゅく

［ト・タル］［文］［形動タリ］（多く「粛として」の形で用いる）

１ 静まり返っているさま。「場内—として声なし」

２ つつしみかしこまるさま。「—として襟を正す」

しゅく【^×粥】

読み方：しゅく

１ かゆ。

２ 禅寺で、朝食のこと。

しゅく【縮】

読み方：しゅく

［音］シュク（呉）（漢）　［訓］ちぢむ　ちぢまる　ちぢめる　ちぢれる　ちぢらす

［学習漢字］6年

１ ちぢむ。ちぢめる。「縮小・縮図／凝縮・緊縮・収縮・伸縮・短縮・濃縮」

２ 心がいじける。「畏縮(いしゅく)・恐縮」

［名のり］おさむ・なお

［難読］縮緬(ちりめん)

しゅ‐く【衆苦】

読み方：しゅく

多くの苦しみ。多くの人の苦しみ。しゅうく。

「富貴、栄禄は—の本なり」〈今昔・二・三二〉

隠語大辞典

しゆく

読み方：しゅく

1. 〔不〕新宿の略。「ノヰ」「メイド」「サカ」「ゴヤ」「ザキ」等と同類。

分類 不

宿

読み方：しゅく

1. 警視庁新宿警察署－〔東京附近〕。〔第五類　一般建物〕

宿

読み方：しゅく

1. 畿内地方にて平民よりも卑き階級の者を称すと。

分類 畿内地方

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「Rまにあ」の記事における「しゅく」の解説

本名: 宿輪 竜一（しゅくわ りゅういち）、 1976年11月5日 - 、血液型B型。

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「しゅく」の例文・使い方・用例・文例

• 御無音に打過ぎ恐縮の至りに候｛ごぶいんにうちすぎきょうしゅくのいたりにそうろう｝
• 誠に恐縮に御座候へども御返金の儀は来月迄御猶予被下度願上候｛まことにきょうしゅくにござそうらえどもごへんきんのぎはらいげつまでごゆうよくだされたくねがいあげそうろう｝
• 例えば，人と人との間でウイルスの感染が起きた場合，一般の人々は大きな集会の自(じ)粛(しゅく)を求められる。
• 結婚式はとても厳(げん)粛(しゅく)です。