三省堂 大辞林 |
しゃつ 【▽奴】
つぶね 【▽奴】
め 【▽奴】
(接尾)
名詞・代名詞または人名に付く。
(1)人や動物などをののしったり、見下したりするとき用いる。
「あいつ―」「うそつきの太郎―」
(2)自分や自分に関することを卑下していうときに用いる。
「あわれなわたくし―をお許し下さい」「わたしの家内―にございます」
名詞・代名詞または人名に付く。
(1)人や動物などをののしったり、見下したりするとき用いる。
「あいつ―」「うそつきの太郎―」
(2)自分や自分に関することを卑下していうときに用いる。
「あわれなわたくし―をお許し下さい」「わたしの家内―にございます」
やつ 1 【▽奴】
〔「やつこ(奴)」の略という〕
(名)
(1)人や動物を軽蔑していう語。
「逃げた―をつかまえろ」
(2)物をさしていう俗な言い方。
「大きい―で一杯くれ」
(3)形式名詞「こと」に相当する俗な言い方。
「聞かれたくないという―だ」
(代)
三人称。他人を卑しめたり同輩以下の者を親しみをもって言ったりするのに用いる。あいつ。
「―にはどうせわかるまい」
(1)人や動物を軽蔑していう語。
「逃げた―をつかまえろ」
(2)物をさしていう俗な言い方。
「大きい―で一杯くれ」
(3)形式名詞「こと」に相当する俗な言い方。
「聞かれたくないという―だ」
三人称。他人を卑しめたり同輩以下の者を親しみをもって言ったりするのに用いる。あいつ。
「―にはどうせわかるまい」
やっこ 0 【▽奴】
〔「やつこ(奴)」の転。近世以降の語〕
(名)
(1)下僕。召し使い。しもべ。家来。
「情欲の―となりて/当世書生気質(逍遥)」
(2)目下の者を卑しめて呼ぶ語。やつ。
「口惜(くやし)い諢名をつけられて居る―でござりまする/五重塔(露伴)」
(3)「奴豆腐(やつこどうふ)」の略。
(4)「奴凧(やつこだこ)」の略。
(5)近世、武家の奴僕。撥鬢(ばちびん)頭・鎌髭(かまひげ)の姿で、日常の雑用の他、槍・挟み箱などを持って行列の供先を勤めた。中間(ちゆうげん)。
(6)近世初期の侠客。男伊達(おとこだて)。旗本奴と町奴があった。
「喧
を買いに来れる―もあり/仮名草子・東海道名所記」
(7)遊女などが町奴の風をまねること。また、その遊女。
「大坂屋の―みかさと名をのこしぬ/浮世草子・一代男 6」
(8)近世の刑罰の一。私娼・不義のあった武家の婦人などを一定年限、吉原で遊女として勤めさせたこと。また、その人。
(9)近世の身分刑の一。重罪人の妻子・関所破りの女などを捕らえ、獄中や希望者に与えて婢(ひ)としたもの。
(10)近世の魚屋の符丁。二五〇文。
「落い行つて―位なやつが/滑稽本・浮世風呂 4」
(11)「奴頭(やつこあたま)」に同じ。
「坊主頭を―にせりと言うてみたらば/浄瑠璃・千本桜」
→やつこ(奴)
(代)
三人称。人を卑しめののしっていう語。あいつ。やつ。
「あの―も寔の幽霊だと思つて逃出しやあがつたのだ/人情本・梅之春」
» (成句)奴を振る
(1)下僕。召し使い。しもべ。家来。
「情欲の―となりて/当世書生気質(逍遥)」
(2)目下の者を卑しめて呼ぶ語。やつ。
「口惜(くやし)い諢名をつけられて居る―でござりまする/五重塔(露伴)」
(3)「奴豆腐(やつこどうふ)」の略。
(4)「奴凧(やつこだこ)」の略。
(5)近世、武家の奴僕。撥鬢(ばちびん)頭・鎌髭(かまひげ)の姿で、日常の雑用の他、槍・挟み箱などを持って行列の供先を勤めた。中間(ちゆうげん)。
(6)近世初期の侠客。男伊達(おとこだて)。旗本奴と町奴があった。
「喧
(7)遊女などが町奴の風をまねること。また、その遊女。
「大坂屋の―みかさと名をのこしぬ/浮世草子・一代男 6」
(8)近世の刑罰の一。私娼・不義のあった武家の婦人などを一定年限、吉原で遊女として勤めさせたこと。また、その人。
(9)近世の身分刑の一。重罪人の妻子・関所破りの女などを捕らえ、獄中や希望者に与えて婢(ひ)としたもの。
(10)近世の魚屋の符丁。二五〇文。
「落い行つて―位なやつが/滑稽本・浮世風呂 4」
(11)「奴頭(やつこあたま)」に同じ。
「坊主頭を―にせりと言うてみたらば/浄瑠璃・千本桜」
→やつこ(奴)
三人称。人を卑しめののしっていう語。あいつ。やつ。
「あの―も寔の幽霊だと思つて逃出しやあがつたのだ/人情本・梅之春」
» (成句)奴を振る
やつこ 0 【▽奴/▽臣】
〔「家(や)つ子」の意〕
(名)
(1)古代の賤民のうち、もっとも下級の奴隷。また、身分の卑しい者。
「住吉の小田を刈らす児―かもなき―あれど妹がみためと私田刈る/万葉 1275」
(2)家来。下僕。
「其の家に一人の―あり/今昔 2」
(3)ある物事に執着して心身の自由を奪われることをたとえていう。とりこ。
「ますらをの聡き心も今はなし恋の―に我(あれ)は死ぬべし/万葉 2907」
(4)人や物をののしっていう語。やつ。
「面忘れだにもえすやと手(た)握りて打てども懲りず恋といふ―/万葉 2574」
(代)
一人称。自分をへりくだっていう語。やつがれ。
「対へて曰さく、―は是国神なり/日本書紀(神武訓)」
(1)古代の賤民のうち、もっとも下級の奴隷。また、身分の卑しい者。
「住吉の小田を刈らす児―かもなき―あれど妹がみためと私田刈る/万葉 1275」
(2)家来。下僕。
「其の家に一人の―あり/今昔 2」
(3)ある物事に執着して心身の自由を奪われることをたとえていう。とりこ。
「ますらをの聡き心も今はなし恋の―に我(あれ)は死ぬべし/万葉 2907」
(4)人や物をののしっていう語。やつ。
「面忘れだにもえすやと手(た)握りて打てども懲りず恋といふ―/万葉 2574」
一人称。自分をへりくだっていう語。やつがれ。
「対へて曰さく、―は是国神なり/日本書紀(神武訓)」
やつこ-らま 【▽臣/▽奴/▽僕】
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