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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

しめ・る 0 【湿る】

(動ラ五[四])

(1)水分を含んで、しっとりする。湿気を帯びる。
「―・った布団を干す」「―・った空気
(2)悲しみなどのために気持ちが沈む。
「座が―・る」「劣勢応援も―・りがちだ」
(3)静かになる。ひっそりする。
夜深きほどの人の気―・りぬるに/源氏椎本)」
(4)などの勢いが静まる。おとろえる。
「やう??風なほり、雨の脚―・り/源氏明石)」
(5)態度考え方落ち着いている。
「人ざまもいたう―・り、はづかしげに/源氏絵合)」
(6)消える。
「火―・りはてて/蜻蛉(下)」

し・める 2 【占める】

(動マ下一)[文]マ下二 し・む

(1)ある場所・地位などを、自分のものとして、他者入りこまないようにする。占有する。
(ア)自分の住んだり使ったりする場所とする。
商店街一角を―・める銀行」「窓側に座席を―・める」「事務所一階から五階までを―・めている」
(イ)ある地位自分ものとする
権力の座を―・める」「卒業までずっと首席を―・めていた」
(2)全体のある部分専有する。
過半数を―・める」「反対意見大勢(たいせい)を―・める」「国土の五割以上を山林が―・める」
(3)土地樹木自分のものであることを示すため、標識をほどこす。
我が背子が―・めけむ黄葉(つち)落ちめやも/万葉 4223」
(4)食べる。飲食する。
「牛で杯一(ぱいいち)―・めたうへで/安愚楽鍋魯文)」
慣用] 味を―・地歩を―

し・める 0染める】

(動マ下一)[文]マ下二 し・む

(1)色や匂いをつける。しみこませる現代語では、動詞連用形に付いて複合動詞として用いられる。
「煮―・める」「香をたき―・める」「浅からず―・めたる紫の紙に/源氏明石)」
(2)心などを、じっとそこに込める。心を奪われる
「花のにいとど心を―・むるかな/源氏梅枝)」
〔「染(し)む」に対す他動詞

し・める 2 【絞める】

(動マ下一)[文]マ下二 し・む

〔「締める」と同源
(1)首を圧迫して息ができないようにする。
「首を―・める」
(2)などの首をひねって殺す。
を―・める」
(3)「しぼる」に同じ。
「油ヲ―・ムル/日葡

し・める 2 【締める/閉める】

(動マ下一)[文]マ下二 し・む

(1)まわりから強くおさえる。《締》
(ア)周囲にあるひもを強く引っぱり固く結ぶなどして、ゆるまないようにする。
⇔ゆるめる
運動靴のひもを―・める」「勝って兜(かぶと)の緒を―・めよ」「財布のひもを―・める(=出費ヲオサエル)」
(イ)体や物の周囲にひも状・帯状のものを巻きつける。
鉢巻きを―・める」「帯を―・める」「ネクタイを―・める」
(2)ひねったりして、ゆるみや空きないようにする。《締》
(ア)ひねって固くする。
⇔ゆるめる
「ねじをきつく―・めすぎた」
(イ)鍵などを回し出入り止める
⇔あける
ガス元栓を―・める」「鍵を―・める」
(3)開口部をふさぐ。とじる。
(ア)戸・窓・門などを動かしてとざす。
⇔あける
⇔ひらく
「戸を―・める」
(イ)その日の営業を終える。また、廃業する。
⇔あける
⇔ひらく
「店を―・める」
(ウ)ふたなどをとじる。
「びんの口を―・める」「ふたを―・める」
(4)や行動のたるみをなくす。《締》
(ア)自分気持ちのたるみをなくす。緊張させる。
「―・めてかからないと負けてしまう」
(イ)たるんだ人々緊張させる。
社内規律を―・める」
(ウ)むだな出費ないように努める。
家計を―・める」
(5)(「〆る」とも書く)料理で、の肉などが固くひきしまるようにする。《締》
(さば)を酢で―・める」
(6)その時点で一区切りとして、それまで収支合計計算する。《締》
月末帳簿を―・める」
締めて
(7)物事結着がついたことを祝って、当事者がそろって手を打つ。手じめをする。《締》
「手を―・める」
(8)取り決める。話などをまとめる。
内証の跡先しやんと―・めてある/浄瑠璃鑓の権三
〔「しまる」に対す他動詞
慣用] 箍(たが)を―・手綱を―

しめる

(助動)(しめ・しめ・しめる・しめる・しめれ(しめろ・しめよ))

使役助動詞「しむ」の口語形。現在では、文章語的な表現慣用的表現多く用いられる〕用言や一部の助動詞未然形に付いて、使役、すなわち、他にある動作をさせる意を表す。せる。させる。
相手チーム戦意を失わ〈しめる〉に十分な速攻成果だった」「心胆を寒から〈しめる〉」「私をして言わ〈しめれ〉ば」
→しむ(助動)
→せる(助動)
→させる(助動)



隠語大辞典

皓星社皓星社

しめる

  1. 検事又ハ司法警察官刑事巡査犯人ニ対シ、事実陳述ヲ促ガスニメテ厳重ナルヲ云フ。〔第四類 言語動作
  2. 取りしらべる。〔掏摸

分類 掏摸


シメル

読み方:しめる,じめる

  1. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・島根県
  2. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・和歌山県
  3. 縛セラレルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・三重県
  4. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・静岡県
  5. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福岡県
  6. 捕縛引致。〔第四類 言語動作
  7. 捕縛。〔掏摸

分類 三重県和歌山県島根県掏摸福岡県静岡県


読み方:しめる

  1. 威嚇手段又は逮捕せらるる事を云ふ。
  2. 威嚇手段。②逮捕せられること。③施錠箇所を破ることをいう。「しめあげ参照
  3. (一)緊張した場面造る引締める。(二)目出たく手を締める拍手をする)。大阪流では「打ちましよう」「ヨーイ、ヨイ」「も一つせ」「ヨーイヨイ」「祝うてさの」「ヨヨイヨイ」となるが、ちか頃では関東型の「シヤシヤシヤン」が多い。

分類 芸能


読み方:しめる

  1. 一般威嚇手段。〔第三類 犯罪行為

読み方:しめる

  1. 緘黙秘密厳守剛性ニシテ容易ニ自白セザルノ意。〔第四類 言語動作

読み方:しめる

  1. 施錠箇所を破る事。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)

出典:Wiktionary

しめる

出典:『Wiktionary』 (2011/07/11 07:33 UTC 版)

動詞:占める

しめるめる】

  1. 場所空間などを占有すること。
    駐車場3台分を占める車。
  2. 意見多くとる。
    この政党支持者が半分以上占める

活用

マ行下一段活用
し-める

語源

等により領域を明確にする」を原義とする

動詞:閉める・締める・緊める・絞める・〆める

しめるめる, める, める, 緊める, 〆める, 乄める】

  1. (閉める) 通れない状態にする。
    戸を閉める
  2. (締める、緊める) きつくする。
    ねじを締め
  3. (絞める) 首を圧迫する。
    首を絞める
  4. (締める、〆める) 募集打ち切るしめきりにする。

活用

マ行下一段活用
し-める

語源

「何かを狭める」を原義とする

翻訳

動詞:湿る・濕る

しめる湿る, る】

  1. 水分含む

活用

ラ行五段活用
しめ-る

翻訳

動詞:染める

しめるめる】

  1. 布などを染色する。染める。

活用

マ行下一段活用
し-める

翻訳



漢字辞典

出典:漢字辞典


湿

湿



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