三省堂 大辞林 |
ししあい-ぼり ―あひ― 0 【▽肉合い彫(り)】
刀剣用語解説集 |
肉合彫(ししあいぼり)
杉浦乗意の創案とされる金工作品の彫刻技法。平担な地板の鐔や縁頭等に、片切様式の鏨で人物などの図像の輪郭を彫り、図像の内側をわずかに鋤き下げて像の中程を薄肉彫状に立体感を持たせて表現する。像と周囲の平地の境界は片切鏨で鋭角に仕切られるところから切り立った様が力感を表わし、特に人物画を描く際にその表現効果を増大させる。また彫金以外でも蒔絵等は同様の工法による肉合研出と呼ばれる表現が用いられている。
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