さんしょ

デジタル大辞泉

さん‐しょ【三所】

読み方：さんしょ

《「さんじょ」とも》

三つの場所。3か所。

「—の権扉(けんぴ)をおしひらき給へり」〈平家・七〉

「三所権現(さんしょごんげん)」の略。

さん‐しょ【山^×椒】

読み方：さんしょ

「さんしょう（山椒）」の音変化。

隠語大辞典

さんしょ

読み方：さんしょう

1. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・福島県〕
2. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・岡山県〕
3. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・鳥取県〕
4. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・福岡県〕
5. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・北海道〕
6. 鋸。〔第六類　器具食物〕
7. 鋸を云ふ。

分類 北海道、山窩、岡山県、福岡県、福島県、鳥取県

さんしよ

読み方：さんしょ

1. 一般窃盗犯又は錠を云ふ。
2. ①一般窃盗犯人又は錠のこと。②隠語のことをいう。「さんしょことば、せんぽ、又はちょーふ」ともいう。

さんしよ

読み方：さんしょ

1. 山窩仲間にて畳針を曲げた様なものをいふ。〔犯罪語〕

分類 犯罪語／山窩仲間

サンシヨウ

読み方：さんしょ，さんしょう

1. 隠語ヲ始メルト云フコトナリ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・岐阜県〕
2. 隠語ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・山口県〕
3. 囚徒並ニ犯罪常習者間隠語。〔第四類　言語動作〕
4. 芝居通の用ふる陰語のことをいふ。もとは操芝居の楽屋言葉から発したのである。「せんぽ」ともいふ。〔役者語〕
5. 隠語の事。「せんぽ」又は「ちょーふ」とも云ふ。
6. 芝居通の用いる陰語のことをいう。もとはあやつり芝居の楽屋言葉から発したものである。「せんぼ」ともいう。〔芸能（俳優）〕

分類 俳優、囚徒並ニ犯罪常習者、山口県、岐阜県、役者語

サンシヨー

読み方：さんしょ，さんしょう

1. 窃盗犯ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・福岡県〕
2. 普通窃盗犯。〔第三類　犯罪行為〕

分類 福岡県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Weblio日本語例文用例辞書

「さんしょ」の例文・使い方・用例・文例

• 辛皮漬けという塩水にさんしょうをつけた食品
• さんしょうを使った辛皮流しという,谷川などでの漁法