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さすらい(1957)

原題:The Cry
製作国:イタリア
製作年:1957
配給:イタリフィルム新外映
スタッフ
監督:Michelangelo Antonioni ミケランジェロ・アントニオーニ
製作:Franco Cancellieri フランコ・カンチェリエーリ
原案:Michelangelo Antonioni ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本:Elio Bartolini エリオ・バルトリーニ

Ennio De Concini エンニオ・デ・コンチーニ

Michelangelo Antonioni ミケランジェロ・アントニオーニ
撮影:Gianni Di Venanzo ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
音楽:Giovanni Fusco ジョヴァンニ・フスコ
美術:Franco Fontana 
編集:Eraldo Da Roma 
キャスト(役名
Steve Cochran スティーヴ・コクラン (Aldo
Alida Valli アリダ・ヴァリ (Irma
Dorian Gray ドリアン・グレイ (Virginia
Betsy Blair ベッツィ・ブレア (Elvia)
Lyn Shaw リン・ショウ (Andreina)
Gabriella Pallotta ガブリエラ・パロッタ (Edera)
Mirna Giradi  (Rosina)
解説
日本初登場ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品ローマ映画実験センターを出てロッセリーニカルネ、デ・サンティス等の作品協力したことのある彼の、イデオロジカル・ロマンチシズム作品と評された一作である。ポー河流城を舞台にする一知識労働者物語で、アントニオーニ自身原案を、アントニオーニエンニオ・デ・コンチーニエリオ・バルトリーニ三人共同シナリオ化している。撮影ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ音楽ジョヴァンニ・フスコ担当している。出演するのは、「肉弾戦車隊」のスティーヴ・コクラン、「マーティ」のベッツィ・ブレア二人アメリカから招かれている他、「夏の嵐」のアリダ・ヴァリ、「屋根」のガブリエラ・パロッタ新人リン・ショウ等。製作フランコ・カンチェリエーリ
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
アルドスティーヴ・コクラン)は、北イタリア寒村に住む労働者である。彼は近く精糖工場勤めイルマアリダ・ヴァリ)という女と同棲して七年になる。二人の間には女の子があるが、イルマはなぜか正式の妻になろうとしなかった。ある日、イルマのもとへ、濠州で働いている夫の死亡通知がとどいた。だが彼女の心には、アルドではない別の男への思慕芽ばえていた。アルドは、イルマ愛情取りもどそうと努力した。しかし、彼女の心はもどらなかった。彼は娘をつれて家を出た。目的慰めもない放浪の旅がはじまった。七年前、アルド愛したことのあるエルヴィア(ベッツィ・ブレア)を訪ねた。だが、イルマ忘れられず、長く居ることは出来なかった。父娘ハイウェイかたわらにあるガソリン・スタンドまで来た。若い精力的な女ヴィルジニア(ドリアン・グレイ)と老父二人がいた。二人は急速に接近し、アルドガソリン・スタンドなくてはならぬ男になった。娘を故郷に帰した。ここでも、アルドイルマ思い出に心を悩ませた。ヴィルジニアの手をふり切ってまた旅に出た。再び放浪生活がはじまった。彼はその日その日を送るにすぎなかった。彼は河岸小屋で、アンドレイーナ(リン・ショウ)という肺病の女にあった。彼女は無邪気娼婦で、彼と一緒に泥沼のような生活から浮び上ろうとした。が、失敗した。アルドの足は本能的に、自分へ向った。彼は真直ぐイルマの家に行った。イルマは、彼の留守中に生んだ赤ん坊に湯を使わせていた。すべては終った。アルド放心したように、精糖工場の塔に登った。眼下にはポー河延び田園果てしなく広がっていた。イルマ彼の後を追って工場へ来た。アルドに塔から下りるようにいった。アルドは塔の真下イルマをみた。彼の眼には涙があふれていた。突然、彼の体が揺れた。アルドの体は地上落ちた。あたりにイルマ絶叫が響いた。






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