三省堂 大辞林 |
さしずめ ―づめ 0 【差(し)詰め】
さしつまること。どんづまり。
「もし―になり、ぜひ死ないでかなはずば/浮世草子・新色五巻書」
(1)結局。要するに。
「―社長は一国の領主だ」
(2)当面。さしあたって。
「―食うには困らない」
「さしずめ」の用例一覧
宮本百合子 業者と美術家の覚醒を促す (青空文庫)
当事者美術家ともに大いに良心を覚醒させる要があろう。 次にさしずめ世界文化年表とでも称する年表が欲しい。広い文化の分野でせまい分科的にではあるかも知れないが綜合的な世界の文化を縦に貫ぬいた年表が欲しいのである。困難な仕事であろうが、文化...
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宮本百合子 塵埃、空、花 (青空文庫)
い花粉を沢山こぼしている。太い雌芯の先に濃くその花粉がついて、自然の営みをしているが、剪られた花故実を結ぶこともならない。空しき過剰という心持がしなくもなく、さしずめ悩ましき春らしい一つの眺めとも云うべきか、今頃...
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坂口安吾 後記にかえて〔『教祖の文学』〕 (青空文庫)
彼は、琵琶法師や遊吟詩人となって一生を終ろうとする茶気はなく、さしずめ遁世して兼好法師となるところが、僕と大いに違っているのだろうと考える。 似て、似きれない、そういう違いが、教祖...
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