さざなみ

デジタル大辞泉

さざ‐なみ【^▽細波／^▽小波／^×漣】

読み方：さざなみ

《古くは「ささなみ」》

１ 細かに立つ波。さざれなみ。

２ 心の小さな動揺。また、小さな争い・不和。「心に不安の—が広がる」「二国間に—が立ちはじめる」

滋賀県の琵琶湖西南沿岸一帯の古称。

海の事典

表面張力波（ひょうめんちょうりょくは）capillary wave

さざなみ ripple

表面張力を復元力とする水面を伝わる短波長の波でさざなみとも呼ぶ。重力と表面張力の両方を考慮したときの位相速度は、Tを表面張力の係数、gを重力の加速度、ρを水の密度、λを波長として、

√(ｇλ/２π＋２πT/ρλ)

で表わされ、波長が1.72cmで、最小の波速23.2cm/sをとる。波長がこの値より短くなると第一項が無視できて、表面張力が主要な復元力となる。このような波を純粋表面張力波と呼ぶ。

短編小説作品名辞典

さざなみ

作者宮本輝

収載図書胸の香り
出版社文芸春秋
刊行年月1996.6

収載図書宮本輝全短篇 下
出版社集英社
刊行年月2007.11

さざなみ

作者瀬戸内寂聴

収載図書蘭を焼く
出版社講談社
刊行年月1997.12
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書瀬戸内寂聴全集 第4巻 短篇
出版社新潮社
刊行年月2001.5

さざなみ

作者野中柊

収載図書このベッドのうえ
出版社集英社
刊行年月2007.2

JMnedict

小波

姓	読み方
小波	さざなみ

佐々波

姓	読み方
佐々波	さざなみ

漣

姓	読み方
漣	さざなみ

ウィキペディア

漣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/06 15:17 UTC 版)

漣（さざなみ、れん）、細波（ささらなみ、さざれなみ、さなみ、ささなみ、さざなみ）、漣波、漣なみ（さざなみ）。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さざなみ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/28 13:36 UTC 版)

名詞

さざなみ【漣、細波】

1. 細かくたつ波。別名、さざれなみ、ささらなみ。
2. 心の動揺、小さな争い、不和。

翻訳

• フランス語: ondelette, wavelet, vaguelette

漢字辞典

漣

漣	画数：13 学習年：人名に使える漢字 音読み：ラン、 レン 訓読み：さざなみ ピンイン：lian2 ハングル：련 対応する英語：ripples

漣

漣	画数：14 ※日本語ではあまり使用されない漢字です。

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「さざなみ」の例文・使い方・用例・文例

• 風が吹いて湖面にさざなみが立った.
• その知らせを聞いて, 彼女の心には友人の幸運に対する羨望のさざなみが立った.
• 最近日米間にはなにかとさざなみが立つことが多くなっている.
• きぼう，へいわ，さざなみが最も人気のある３つの提案だった。