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さいゆうき さいいう― 【西遊記】
(2)中国、明代の口語体の長編小説。一〇〇回。呉承恩作。1570年頃成立。四大奇書の一。唐の玄奘(げんじよう)(三蔵法師)がインドへ行き、中国に仏教の経典をもたらした史実を軸に、そのお供の孫悟空・猪八戒(ちよはつかい)・沙悟浄(さごじよう)が妖怪どもを退治して玄奘を助ける活躍ぶりを描く。それまでの同種の説話・芝居・物語類を集大成し、登場人物に強い個性を与えて作りあげたもの。
(3)紀行・随筆。正編・続編各五巻。橘南谿(春暉)著。1795~98年刊。角書(つのがき)に「諸国奇談」とあるように、作者が1782年から山陽・西海・南海に旅した際に見聞した奇事・奇談を収める。「東遊記」と併せて「東西遊記」という。
「さいゆうき」の用例一覧
岡本綺堂 中国怪奇小説集 輟耕録 (青空文庫)
戯曲類は盛んに出て居ります。小説では 西遊記 ( さいゆうき ) 、 金瓶梅 ( きんぺいばい ) のたぐいは、どなたもよく御承知でございます。ほかにもそういう種類のものはたくさんありますが、わた...
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寺田寅彦 読書の今昔 (青空文庫)
( うめごよみ ) 」をところどころ拾い読みした記憶がある。これらの読み物は自分の五体の細胞の一つずつに潜在していた伝統的日本人をよびさまし明るみへ引き出すに有効であった。「 絵本西遊記 ( えほんさいゆうき...
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芥川龍之介 追憶 (青空文庫)
がじゃれに来たに違いないというのだった。 六 草双紙 僕の 家 ( うち ) の本箱には 草双紙 ( くさぞうし ) がいっぱいつまっていた。僕はもの心のついたころからこれらの草双紙を愛していた。ことに「 西遊記 ( さいゆうき ) 」を翻...
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