三省堂 大辞林 |
さいぼう-せいめんえき ―ばう― 7 【細胞性免疫】
馬の用語事典 |
細胞性免疫
読み方:さいぼうせいめんえき
【英】:cellular immunity
リンパ球は大別するとBリンパ球とTリンパ球に分類される。Bリンパ球は抗原刺激により抗体(免疫グロブリン)と呼ばれる蛋白質を産生し、病原体の中和や排除に関与する。これを液性免疫という。一方、Tリンパ球はいくつかの亜集団(サブセット)に分かれ、免疫応答を調節したり(ヘルパーTリンパ球)、ウイルス感染細胞を破壊したり(細胞傷害性Tリンパ球またはキラーTリンパ球)する。リンパ球の1種であるNK細胞は、腫瘍細胞やウイルス感染細胞を破壊する機能を持っている。血液中や各種臓器中のマクロファージは外来の異物を細胞内に取込み消化するとともに、その情報をリンパ球に伝えて免疫応答を活性化する。これら一連の免疫応答を総称して細胞性免疫とよぶ。また細胞性免疫応答の活性化や抑制などの調節には、マクロファージやTリンパ球が産生するサイトカインと呼ばれる液性因子が必要である。そしてBリンパ球が抗体を産生するためにもいくつかのサイトカインが必要で、細胞性免疫が液性免疫の調節にも関与している。したがって細胞性免疫と液性免疫は厳密に区別されるものではなく、現象的に抗体が主に関与する免疫反応を液性免疫、Tリンパ球やマクロファージが主体の免疫反応を細胞性免疫と称して区別している。
【英】:cellular immunity
リンパ球は大別するとBリンパ球とTリンパ球に分類される。Bリンパ球は抗原刺激により抗体(免疫グロブリン)と呼ばれる蛋白質を産生し、病原体の中和や排除に関与する。これを液性免疫という。一方、Tリンパ球はいくつかの亜集団(サブセット)に分かれ、免疫応答を調節したり(ヘルパーTリンパ球)、ウイルス感染細胞を破壊したり(細胞傷害性Tリンパ球またはキラーTリンパ球)する。リンパ球の1種であるNK細胞は、腫瘍細胞やウイルス感染細胞を破壊する機能を持っている。血液中や各種臓器中のマクロファージは外来の異物を細胞内に取込み消化するとともに、その情報をリンパ球に伝えて免疫応答を活性化する。これら一連の免疫応答を総称して細胞性免疫とよぶ。また細胞性免疫応答の活性化や抑制などの調節には、マクロファージやTリンパ球が産生するサイトカインと呼ばれる液性因子が必要である。そしてBリンパ球が抗体を産生するためにもいくつかのサイトカインが必要で、細胞性免疫が液性免疫の調節にも関与している。したがって細胞性免疫と液性免疫は厳密に区別されるものではなく、現象的に抗体が主に関与する免疫反応を液性免疫、Tリンパ球やマクロファージが主体の免疫反応を細胞性免疫と称して区別している。
さいぼうせいめんえきと同じ種類の言葉
さいぼうせいめんえきのページへのリンク