こんとん

実用日本語表現辞典

混沌

読み方：こんとん


物事が無秩序で、まとまっていない状態を意味する語。「チームが混沌としている」などのように用いる。

（2013年4月1日更新）

混沌

読み方：こんとん


物事が無秩序で、まとまっていない状態を意味する語。「チームが混沌としている」などのように用いる。

（2013年3月30日更新）

デジタル大辞泉

こん‐とん【^×餛^×飩】

読み方：こんとん

《「こんどん」とも》中国から伝わった食品の一。麦粉をこねて、刻んだ肉を包んで煮たもの。平安時代、宮中の節会(せちえ)などに供せられた。また、小麦粉のだんごに餡(あん)を入れて煮たもの。

こん‐とん【困頓】

読み方：こんとん

［名］(スル)疲れはてること。また、こまりはてること。

「下民—に瀕(ひん)し」〈東海散士・佳人之奇遇〉

こん‐とん【混^×沌／^×渾^×沌】

読み方：こんとん

［名］天地がまだ開けず不分明である状態。

［ト・タル］［文］［形動タリ］すべてが入りまじって区別がつかないさま。「—たる政治情勢」「次期会長の人選は—としてきた」

世界宗教用語大事典

こんとん 【混沌】

藤堂明保編『学研漢和大字典』に混沌を説明して、①天地がまだわかれず、万物が一つに入りまじるさま。②太古の伝説上の帝王の名。③もやもやと入りまじったさま。雑然として区別がつかないさま。④形がはっきりしない怪物。または、神の名、とあるが、混沌に対する中国人の思想がよく分かる。①は、まさにギリシア語のカオスであり、東西思想の共通性が注目される。→ カオス

隠語大辞典

根（こん）とん

読み方：こんとん

1. 男女の陰具を併称せし語ならんか。室町時代の古写本『異疾草子』に、半陰陽を発見せし図画を掲げて、「なかのころ、都に鼓を首にかけて歩（あり）く男あり。かたちは男なれども、女のすがたに似たることどもありけり。人これをおぼつかながりて、夜ねいりたるに、ひそかに衣（きぬ）をかきあげて見れば、男女の根とんにありけり。これ二形（ふたなり）のものなり」とあり。「根」は男根の略ならんが、「とん」の語は解し難し。又「男女の」の三字を冠せずして、単に「根とん」にては意義をなさざる語なるや否やも知らず。
2. 男女陰具の併称語。「異疾草紙」に半陰陽を発見せし図と共に「なかの頃鼓を首にかけて歩く男あり、形は男なれども女の姿に似たる事どもありけり、人之を覚束ながりて夜寝入りたるにひそかに衣をかき揚げてみれば男女の根とんにてありけり、これ二形のものなり」とあり。

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