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こも巻き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/07 15:57 UTC 版)
こも巻き(こもまき、菰巻き)は、江戸時代から大名庭園で行われてきたとされる害虫駆除法で、マツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する方法のひとつ。マツカレハの中齢幼虫は、冬になると、地上に降り、枯れ葉の中などで越冬する習性を持つ。このため、11月頃、マツやヒマラヤスギの幹の地上2mほどの高さに、藁でできた「こも(菰)」を巻きつける。春先に、この「こも」の中で越冬したマツカレハの幼虫を「こも」ともども焼却し、マツカレハの駆除をする。施術の時期的に冬支度のように解釈する向きもあるが、決して防寒目的ではない。
- ^ a b マツの「こも巻き」効果に?、捕まるのは益虫ばかり [リンク切れ](読売新聞、2008年3月21日)2008年6月18日閲覧
- ^ 新穂千賀子、中居裕美、村上諒、松村和典 (2007), “姫路城のマツのこも巻き調査”, 日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 51: 54
- ^ 藤田昇 (1963), “マツカレハの防ぎ方”, 植物防疫 17: 464
- ^ 久居宣夫 (1981), “マツのわら巻き”, 採集と飼育 43: 58
- ^ 吉村仁志、木上昌己、矢野宏二 (1995), “バンドトラップで捕獲されたマツ害虫とその天敵昆虫とクモ : こも巻き法の再評価”, 昆蟲 63 (4): 897-909
- 1 こも巻きとは
- 2 こも巻きの概要