三省堂 大辞林 |
こまえ ―ゑ 0 【小間絵/▼駒絵】
こまえ ―まへ 1 【小前】
江戸時代、本百姓ではあるが特別の権利・家格をもたない百姓。また、小作人層をいう場合もある。小前百姓。
⇔大前
(1)商売などを小規模に営む・こと(さま)。また、その商人・職人など。
「(田畑ハ)―なれども先祖より持伝へたる事なれば/歌舞伎・勧善懲悪覗機関」
(2)小さいこと。格や程度が低いこと。また、そのさま。
「村瀬は智者で―な故、風流のない人ぢや/胆大小心録」
こまえ 【狛江】
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こまえと同じ種類の言葉
「こまえ」の用例一覧
島崎藤村 夜明け前 第一部上 (青空文庫)
からは三人の役人が出張してそれを伝えた。 手錠を解かれた 小前 ( こまえ ) のものの 一人 ( ひとり ) は、役人の前に進み出て、おずおずとした調子で言った。 「 畏 ( おそ ) れながら申し上げます。木曾...
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新渡戸稲造 自警録 (青空文庫)
のである。すなわち、 「男は気で食え」「 男前 ( おとこまえ ) よりは 気前 ( きまえ ) 」 などいうところの男性的気象が 欲 ( ほ ) しいのである。 勇は男一匹たるの要素 人にまけ 己 ( おの...
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中里介山 大菩薩峠 黒業白業の巻 (青空文庫)
くの材木はあらかたツン流されてしまいました、今にも山水がドーッと出たら大変なことになりそうでございます、誰も今夜は、寝るものは一人もございません」 小泉の主人にこう言って注進に来たのは、 小前 ( こまえ ) の百姓らしくあります。 洪水...
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