こまとは? わかりやすく解説

コマ【coma】

読み方:こま

彗星(すいせい)の頭部明るく光る、取り巻部分

コマ収差


こま【古満】

読み方:こま

江戸時代徳川家仕えた御用蒔絵師(まきえし)の家。古満休意(こまきゅうい)を祖とする。


こ‐ま【小間】

読み方:こま

小さ部屋

叔父は其奥まった—に閉籠って」〈秋声足迹

茶道で、四畳半以下の狭い茶室

建築で、垂木(たるき)や根太(ねだ)などの配列間隔一般に内法(うちのり)の幅。

和船舳先(へさき)に最も近い部分

公役小間(くやくこま)

明治初年1か月1円土地貸し料得られる東京府内の区域

少しの間。あいま。

世の中まれなる色の高麗錦(こまにしき)いかなる—に妹(いも)をあひ見ん」〈新撰六帖・五〉


こ‐ま【木間】

読み方:こま

木と木の間。このま。

うちなびく春ともしるくうぐひすは植ゑ木の—を鳴き渡らなむ」〈四四九五


こま【独楽】

読み方:こま

木・金属などの円形の胴に心棒通し、それを中心として手やひもで回転させて遊ぶ玩具。唐(とう)ごま・べいごまなど種類は多い。こまつぶり。《 新年》「たとふれば—のはじける如くなり虚子

固定され一点のまわり自由に回転できるようになっている剛体

紋所の名。1かたどったもの。

独楽の画像
独楽の紋所一つ丸に一つ独楽」

こ‐ま【駒】

読み方:こま

《「子(こ)馬(ま)」の意》馬。また、子馬。「—を進める」「ひょうたんから—」

将棋チェス双六(すごろく)などで、盤上並べて動かすもの。

自分の手中にあって、意志のままに動かせる人や物。「—をそろえる」

バイオリン三味線などの弦楽器で、弦を支え、その振動を胴に伝えるために、弦と胴の間に挟むもの。

刺繍糸を巻くときに用いるエの字形をした糸巻き

物の間にさし入れ小さな木片。「—をかう」

紋所の名。将棋の駒三味線の駒を図案化したもの

駒の画像
駒の紋所
駒の画像
三味線の駒

こま【高麗/狛】

読み方:こま

【一】朝鮮半島古代国名である高句麗(こうくり)。または、高麗(こうらい)。

【二】名詞の上付いて、それが高麗から伝来したものの意を表す。「—楽」


こま【×齣】

読み方:こま

区切りの意。もとは中国戯曲一段(幕)をさす字》

演劇・映画小説などひと区切り一場面。漫画構成する一つ一つの絵。「—撮り」「四—漫画」→齣(せき)

物語事件の中の一場面。「忘れられないひと—」

映画フィルム一画面。現在は、1秒間24こま動く。

講義もしくは指導に当たる回数。特に、大学学習塾などで、2時間前後を一単位として1週間時間表作った場合ひと区切りなど。「週に五—持つ」


こま

作者フランツ・カフカ

収載図書カフカ短篇集
出版社岩波書店
刊行年月1987.1
シリーズ名岩波文庫

収載図書カフカ短篇集
出版社岩波書店
刊行年月2002.12
シリーズ名岩波文庫

収載図書掟の問題ノート2
出版社白水社
刊行年月2006.10
シリーズ名白水Uブックス


こま

作者皆川博子

収載図書時間怪談異形コレクション 10
出版社広済堂出版
刊行年月1999.5
シリーズ名広済堂文庫


こま

  1. 異名

こま

  1. 金銭代用木札を云ふ。

コマ

読み方:こま

  1. 話。

分類 ルンペン大阪


小間

読み方:こま

  1. 小間物一切。〔第七類 雑纂
  2. 小間物一切のことをいふ。〔犯罪語〕
  3. 小間物
  4. 小間物一切を云ふ。
  5. 小間者。弘前
  6. 小間物一切をいう。〔一般犯罪
  7. 小間物語尾省略。〔香〕
  8. 小間物一切をいう。

分類 ルンペン大阪犯罪犯罪語、香

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方
こま

小間

読み方
小間こま

胡摩

読み方
胡摩こま

高麗

読み方
高麗こま

来間

読み方
来間こま

木間

読み方
木間こま

コマ

(こま から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 03:19 UTC 版)

コマこま

一般名称

  • 。原義は仔馬・小さい馬。
  • 駒 (弦楽器) - 弦楽器の弦と響板の間に置き弦を保持し振動を伝える部品。
  • 駒 - ボードゲームで、ユニットの位置や状態を表すために盤面上などに置く小片。特定のゲームの駒については:
独楽
  • 回転させて遊ぶ玩具。
coma
  • ラテン語で髪の毛、ひげ。cometの語源。
  • コマ - comatosenessの略。意識障害の分類で、昏睡を指す。コーマとも[2]
Koma
コマ(語源未詳)

固有名称

地名

その他の名称

関連項目


  1. ^ Weblio - 典拠は三省堂大辞林 第三版』
  2. ^ imidas(集英社)[要ページ番号]はコマの発音をあげている。

こま (088)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:10 UTC 版)

けん玉の技の一覧」の記事における「こま (088)」の解説

けん先に玉が入った状態から、右手親指で玉に回転与えながら玉を前にふりだし回転止まる前に再び引き上げてけん先で受ける。

※この「こま (088)」の解説は、「けん玉の技の一覧」の解説の一部です。
「こま (088)」を含む「けん玉の技の一覧」の記事については、「けん玉の技の一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「こま」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

こま

出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 08:52 UTC 版)

名詞:独楽

こま

  1. 中心にして回しあそ玩具総称同様の玩具世界各地みられる。(新年季語)

語源

古典日本語こまつぶり」 < 「こま」(高麗) + 「つぶり」(円らの転)

発音

翻訳

名詞:駒

こま

  1. うま
  2. 将棋チェスなどで、盤上動かすもの。
  3. 自分勢力にあって意のまま操れる人や物。

語源

古典日本語こま」 < 小馬こうま

発音

翻訳

名詞:齣

こま】 (しばしばカタカナで)

  1. 演劇映画、または物語事件などの一場面。
  2. 映画写真フィルム単位
  3. 漫画で、ひとつ時間空間描写する単位
  4. (教育) 学校などで、授業講義回数時間帯のこと。

発音

翻訳

名詞:狛

こま, 麗】

  1. 高麗から伝来した物。

発音

関連語

名詞:小間

こま

  1. 小さい部屋へや

発音

名詞:木間

こま,

  1. と木の

動詞

こま

  1. 「こむ」の未然形

名詞:木間

こま,

  1. 現代語に同じ)木間

名詞:駒

こま

  1. 子馬こうま
  2. 将棋双六盤上うごかすもの。

発音

二拍名詞一類(?)

語源

子馬こうまより。

名詞:高麗

こま麗】

  1. (国)高句麗

接頭辞 

こま高麗

  1. 高麗から伝来したものを表す。


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