こづくり

実用日本語表現辞典

子作り

読み方：こづくり
別表記：子づくり

夫婦などが子どもをもうけること、子を作ること。および、子供をもうけるために行う性行為（セックス）のこと。ひいては、妊娠出産に備える諸々の活動をも「子作り」に含むことがある。子作りという呼称には、基本的に「快楽や愛情表現を目的とする性行為ではなく、あくまでも生殖（妊娠・出産）を目的とした性行為である」というニュアンスが色濃く含まれる。ただし文脈によっては、子をもうける目的でない性行為も含めて「夫婦間のしかるべき性の営み」を指す婉曲的な表現として「子作り」と呼ぶ場合がある。昨今における「子作り」の概念は、性行為そのものだけでなく、妊娠しやすい状況で成功に及ぶための諸準備まで含むことが少なくない。たとえば、女性が妊娠しやすい時期を選ぶ、妊娠に効用が期待できるサプリメントを摂取する、エクササイズ等で妊娠に適した体を作る、といった活動が「子作り」の一環として行われる。もろもろの準備まで含めた子作り活動は最近では「妊活」と呼ばれることも多い。

（2020年11月5日更新）

デジタル大辞泉

こ‐づくり【子作り】

読み方：こづくり

［名］(スル)夫婦などが子をつくること。妊娠を目的に性交すること。

こ‐づくり【小作り】

読み方：こづくり

［名・形動］

１ 作りが小さいこと。「—なしゃれた家」⇔大作り。

２ からだつき全体が小さいこと。小柄。「—な男」⇔大作り。

こ‐づくり【木造り／木作り】

読み方：こづくり

木で物をつくること。材木をひいて適宜の用材に仕立てること。また、その人。きどり。

「わづかに、地蔵の—ばかりをし奉りて、彩色、瓔珞(やうらく)をばえせず」〈宇治拾遺・三〉

日本語活用形辞書

木造り

読み方：こづくり

【文語】ラ行四段活用の動詞「木造る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

木造る  » 「木造る」の意味を調べる

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名字	読み方
木造	こづくり

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姓	読み方
小作	こづくり