こしきとは? わかりやすく解説

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読み方:こしき

米を蒸す用途など用いられた、穴の開いた形の道具古く蒸篭登場以前使われとされる。甑で蒸した米は「強飯と言った強飯に対して釜で蒸す飯を「姫飯と言う

こ‐しき【古式】

読み方:こしき

昔から伝わっているやり方。「—にのっとる」「式典を—ゆかしく執り行う

[補説] 文化庁発表した平成22年度国語に関する世論調査」では、「古くからのやり方のっとった様子で」を表現するとき、本来の言い方とされる「古式ゆかしく」を使う人が67.3パーセント、本来の言い方ではない「古式豊かに」を使う人が15.2パーセントという結果出ている。


こしき【×甑】

読み方:こしき

昔、強飯(こわいい)などを蒸すのに使った器。底に湯気を通す数個小さ穴を開けた鉢形素焼き土器で、湯釜の上にのせて使った。のちの、蒸籠(せいろう)にあたる。


こしき【×轂】

読み方:こしき

牛車(ぎっしゃ)などの車の輪の中央の太い部分で、放射状差し込まれた輻(や)の集まっている所。その中心に車軸通っている。


甑(こしき)

昔から米を蒸すために使用されている木製の底に甑穴(こしきあな)と呼ばれる穴があり、ここから蒸気噴き上がって中の白米を蒸す。アルミニウム製もある。

甑(こしき)

飯を炊く道具酒造用の甑は底に箕子(すのこ)を置き、その上に布を敷いてコメなどを乗せる張った和釜(わがま)に小さな孔(あな)を開けた厚板女郎板(じょうろういた))をかぶせ、甑を置き、釜をたたいて蒸気を甑に通して飯をたく。東アジア焼酎は甑の上冷水張った大鍋おおなべ)を置き、熟成醪(もろみ)を釜に入れ固形醪は箕子の上に置く)蒸留する

こしき

方言共通語使用例または説明
こしき木鋤木製シャベル様のもの、除けたり、屋根から下ろすのに使う、主にブナの木作る上越の方では「こすき」と言う場所もあるので、木鋤訛ったものらし

こしき

  1. 敷物類を云ふ。
  2. 敷物類をいう。
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こしき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/02 12:36 UTC 版)

こしき






  • 画数:14
  • 音読み:シ、 イ
  • 訓読み:こしき
  • ピンイン:chi3


  • 画数:20
  • 音読み:リュウ、 ル
  • 訓読み:こしき、 かま、 ころす
  • ピンイン:liu4 / liu2

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