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こうのとり (列車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/06 02:45 UTC 版)
| こうのとり | |
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特急「こうのとり」として運用される287系4輛編成
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| 運行鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 新大阪駅 - 福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅 |
| 経由線区 | 東海道本線・福知山線・山陰本線 |
| 使用車両 (所属区所) |
183系電車・287系電車(福知山電車区) |
| 運転開始日 | 2011年3月12日 |
| 備考 | 2012年3月17日現在 |
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この表について
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こうのとりは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が新大阪駅 - 福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅間を東海道本線・福知山線(JR宝塚線)・山陰本線経由で運行する特急列車である。
北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の一つで、イメージカラーは黄色。走行路線の一つであるJR宝塚線のラインカラーにちなんでいる。
本項では、直接の前身である特急「北近畿」(きたきんき)をはじめとする、福知山線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。
目次 |
概要
新大阪駅から兵庫県丹波地区、京都府北部の福知山市、兵庫県北部の豊岡市の北近畿地区を結ぶ列車である。「こうのとり」の前身であるエル特急「北近畿」は、日本国有鉄道(国鉄)末期の1986年11月1日国鉄ダイヤ改正で、福知山線宝塚駅 - 福知山駅間および山陰本線福知山駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)間の電化に伴い、気動車列車であった特急「まつかぜ」と急行「丹波」「だいせん」(昼行列車のみ)が統合されて運転を開始した。
2011年3月には、特急「文殊」「タンゴエクスプローラー」の福知山線内が統合され、福知山線を経由する特急列車は「こうのとり」に統一された。この列車名は、兵庫県豊岡市で繁殖が進められているコウノトリに因むもので、地元自治体などからの強い要望を受けて決定した[1][2][3]。
運行概況
2012年3月17日現在、新大阪駅 - 城崎温泉駅間で下り6本・上り7本、新大阪駅 - 豊岡駅間で1往復、新大阪駅 - 福知山駅間で下り7本・上り5本が運転されている。このうち、福知山駅発着の1往復は繁忙期(ゴールデンウィーク・お盆期間中など)に北近畿タンゴ鉄道の天橋立駅まで延長運転されている[4][5]。この場合、福知山駅で行っている「たんごリレー」との接続も天橋立駅に変更となる。
福知山駅発着の列車は25号・27号・2号をのぞいて、天橋立駅方面の「はしだて」・「たんごリレー」、城崎温泉駅方面の「きのさき」と接続している。
停車駅
- 城崎温泉方面
- 新大阪駅 - 大阪駅 - 尼崎駅 - 宝塚駅 - 三田駅 - (新三田駅) - (相野駅) - 篠山口駅 - (谷川駅) - 柏原駅 - (黒井駅) - 福知山駅 - 和田山駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 豊岡駅 - 城崎温泉駅
- 天橋立方面(延長運転時)
- 福知山駅 - 大江駅 - 宮津駅 - 天橋立駅
- ( )は朝夕の一部列車のみ停車。
使用車両・編成
| こうのとり | ||||||||||||||||
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← 城崎温泉・豊岡・福知山
新大阪 →
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福知山電車区に所属する183系電車・287系電車が使用されている。
287系は基本的にグリーン車を連結した4両編成(FA編成)だが、1往復はモノクラスの3両編成(FC編成)が充当される。また、土曜・休日の2往復は、新大阪駅 - 福知山駅間でFA編成とFC編成を併結し、7両編成での運転となる。
「北近畿」は485系で運転を開始したが、現在使用されている183系はこの485系から交流設備を撤去し[6]、183系に編入したものである。車体の塗装は国鉄色に準じているが、窓周りの帯の下に細いラインが入っている。使用開始当初は普通車のみの編成でグリーン車は連結されていなかったが、直後に先頭車を半室グリーン車(クロハ481)に改造しており、国鉄分割民営化までに全編成の改造を完了している。
2003年以降での「北近畿」時代の編成は3種類 (A, B, C) に分類することができ、このうち「こうのとり」で引き続き使用されているものはB編成に相当する。A編成とC編成にはJR西日本オリジナルの塗装が施されていたが、287系および381系の投入により運用を終了し、この塗装は見られなくなった[7]。なお、B編成は通常4両編成だが、繁忙期は6両に増結されて運転される場合がある。
2009年12月1日から2010年3月12日まで、特急「雷鳥」に使用されていた485系を183系化したBB編成が使われていたが、「雷鳥」当時からの国鉄色で運行されていたので純粋な国鉄色による「北近畿」も一時的に見ることができた[8]。
また、2011年3月12日から同年5月31日まで、287系が追加投入されるまで日根野電車区の381系電車(国鉄色)も使用されていた[9][10]。381系で運用されていた列車にはグリーン車が連結されていなかった。
それ以前にも「北近畿」運行当初には381系を投入する計画があったほか、KTR001形の故障や年末年始の輸送力の確保で183系が不足したため2010年12月30日 - 2011年1月3日と[11]、183系車両故障などの関係で定期運用を終了後の2011年6月3日から9日まで代走運用が設定された[12]。
担当車掌区
臨時列車
カニのシーズンを迎える11月から3月にかけて、JR西日本が発売する駅長おすすめ駅プランの「かにカニ日帰りエクスプレス」期間中には、特急列車の利用が多く見込まれるため、1999年から定期列車の補充として「かにカニエクスプレス」である臨時列車「かにカニ北近畿」が運転されていた[13][14][15][16][17]。
「かにカニ北近畿」は新大阪駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)または香住駅間で運転され、183系・キハ65形のほか、日根野電車区の381系を使用して運転していたが、JR福知山線脱線事故の影響により臨時列車の運転は廃止され、現在は定期列車の増結により対応している[18][19]。なお「かにカニ北近畿」以前は「味めぐり北近畿」として運転されていた[20][21]。
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- ^ 特急北近畿、「こうのとり」に改称検討 JR西 - 神戸新聞 2010年10月8日
- ^ 2010年10月定例社長会見 - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年10月20日
- ^ 平成23年春 ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年12月17日
- ^ 平成23年【春】の臨時列車運転等のご案内 (PDF) - 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2011年1月21日
- ^ 平成23年度 冬の臨時列車運転計画について (PDF) - 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2011年10月14日
- ^ 撤去された交流用機器は415系800番台への改造に使われている。
- ^ 特急“こうのとり”が運転を開始 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2011年3月17日
- ^ もと“雷鳥”用485系が“北近畿”用183系に - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース2009年12月15日
- ^ 新型車両(287系)の追加投入について - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年4月27日
- ^ ダイヤ改正時には、6月末ごろまで381系を使用すると発表されていた
- ^ 国鉄色381系が特急〈北近畿〉を代走 - 鉄道ホビダスRMニュース 2011年1月6日
- ^ 381系“こうのとり”6・7・22・25号を代走 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース2011年6月11日
- ^ 平成11年度【 冬 】の臨時列車の運転について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年10月15日
- ^ − 平成12年度【 冬 】の臨時列車の運転について −(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年10月16日
- ^ 平成13年度【 冬 】の臨時列車の運転について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2001年10月16日
- ^ 「かにカニ日帰りエクスプレス」発売(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2002年9月18日
- ^ 「かにカニ日帰りエクスプレス」発売(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年9月17日
- ^ かに料理ツアーの宣伝自粛 JRが遺族配慮(インターネット・アーカイブ) - 神戸新聞 2005年10月6日
- ^ 観光客運ぶコウノトリ JR事故の影響一掃 - 神戸新聞
- ^ 平成9年《冬》の臨時列車の運転について (3)味めぐり列車(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1997年10月17日
- ^ 平成10年度【 冬 】の臨時列車の運転について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1998年10月16日
- ^ 丹後海陸交通 高速バス - 丹後海陸交通
- ^ 大阪-湯村温泉線|高速バス|貸切バスの阪急観光バス(大阪) - 阪急観光バス
- ^ 京都交通株式会社: 高速バス: 舞鶴・綾部・福知山〜大阪梅田 - 京都交通
- ^ 舞鶴若狭自動車道の無料化28日から 高速道路社会実験で - 両丹日日日新聞 2010年6月16日
- ^ 2011年2月定例社長会見 - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年2月18日
- ^ 但馬空港ターミナル - コウノトリ但馬空港 発着時刻表 - 但馬空港ターミナル
- ^ 平成22年度わかりやすいことしの予算 (PDF) - 京丹後市 p.9
- ^ 『時刻表に見る〈国鉄・JR〉列車編成史』JTBパブリッシング、2011年、p.188 - p.189。ISBN 978-4-533-08344-0。
- ^ さよなら車内販売 兵庫県内の在来線で終了 - 神戸新聞(但馬版) 2011年3月1日
- ^ 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2010年12月17日
- ^ 東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による運転計画の見直しについて (PDF) - 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2011年3月25日
- ^ 車両保守部品の不足に伴う列車運転計画の見直しについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年4月6日
- 1 こうのとり (列車)の概要
- 2 利用状況と競合交通機関
- 3 福知山線優等列車概略
- 4 福知山線優等列車沿革
- 5 参考文献