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映画情報

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こうのとり、たちずさんで

原題:The Suspended Step of the Stork To Meteoro Vima Tu Pelargu
製作国:ギリシャ フランス スイス イタリア
製作年:1991
配給:フランス映画社
スタッフ
監督:Theo Angelopoulos テオ・アンゲロプロス
製作:Bruno Pesery ブリュノ・ペズリー

Theo Angelopoulos テオ・アンゲロプロス
脚本:Theo Angelopoulos テオ・アンゲロプロス

Tonino Guerra トニーノ・グエッラ

Petros Markaris ペトロス・マルカリス
撮影:Giorgos Arvanitis ヨルゴス・アルヴァニティス

Andreas Sinanos アンドレアス・シナノス
音楽:Eleni Karaindrou エレニ・カラインドロウ
美術:Mikes Karapiperis ミキス・カラピペリス
編集:Yannis Tsitsopoulos ヤニス・チッチョプロス
衣装(デザイン):Giorgos Patsas ヨルゴス・パッツァス
スクリプター:Thanassis Valtinos タナシス・ヴァルティノス
字幕:池澤夏樹 イケザワナツキ
キャスト(役名
Marcello Mastroianni マルチェロ・マストロヤンニ (Politician(Refugee))
Jeanne Moreau ジャンヌ・モロー (His Wife
Gregory Karr グレゴリー・カー (Alexandoros the Reporter
Ilias Logothetis イリアス・ロゴテティス (Colonel
Dora Chrysikou ドーラ・クリシクー (Young Girl
Vassilis Bouyiouklakis  (Production Manager of the TV Crew
Dimitris Poulikakos  (Cameraman
Nadia Mourouzi  (Alexandros'Girl Friend
Gerasimos Skiadaressis  (Innkeeper
Yilmaz Hassan  (A Kurd)
Thodoros Atheridis  (Albanian Bridegroom
Constantino Lagos  (Little Boy
解説
番組作りのために国境近くにやって来たテレビレポーターを通して難民国境問題を描くドラマ監督・製作・脚本は「霧の中の風景」のテオ・アンゲロプロス共同製作はブリュノ・ペズリー共同脚本トニーノ・グエッラペトロス・マルカリス撮影ヨルゴス・アルヴァニティスアンドレアス・シナノス音楽エレニ・カラインドロウ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
テレビレポーターのアレクサンドロスグレゴリー・カー)は、ヴェトナム難民たちがギリシャ船に救われながら政府入国拒否されたために冬の海に身を投げという事件が忘れられず、クルーとともに3国と接する北ギリシャ国境地帯取材にやって来た。案内してくれた大佐イリアス・ロゴテティス)は国境線前に飛び立つ寸前こうのとりのように片足で立ちながら、呟く。「一歩含み出せば異国か、死か、それが国境だ」。町では国境越え保護求めてきた老若男女難民定住許可を待ってかりそめ居住しており、彼らは電線修復する仕事を行っていた。市場アレクサンドロス10年ほど前に失踪行方不明になっているはずの政治家マルチェロ・マストロヤンニ)を見つける。彼はこの〈男〉とその夫人ジャンヌ・モロー)を対面させ、その様子カメラに収めようとする。〈男〉の周辺取材続けアレクサンドロスは、ある夜、ホテルバー身じろぎもせず自分を見つめている〈少女〉(ドーラ・クリシクー)に気づき運命的に愛を交わした。彼は彼女と再びカフェ出会い、後を追って共同住宅一室に入ると、電線工事仕事から帰ってきた少女〉の父が取材中の〈男〉だったので驚く。カフェクルド人同士争いとなり、私刑で殺された男がクレーン空中高く首を吊られるという悲惨事件のあった日、〈男〉の妻が町到着し、翌朝〈男〉と出会う。彼女の横顔に涙がにじむが、夫人カメラに顔を向け「彼じゃないと言って歩み去る。アレクサンドロス夫人から預かった、政治家が残していた電テープの声を〈男〉に聞かせると、〈男〉はテープ続き静かに語り出す。やがて町は集会前祝い沸き返りだした。アルバニアから半分人々難民として越境して来たために、河を隔てて年に一度お互いの無事を確かめ合おうという儀式で、おまけに今年結婚式も重なっていた。その結婚式花嫁こそ、あの〈少女〉であった。翌日結婚式アレクサンドロス取材クルーとともに見守るが、式も終わりになろうという頃、遠くから聞こえ銃声人々ちりぢりになる。そのさなかに〈男〉はまた行不明になった。「僕は見たよ。国境越え見えなくなった」と言う少年の声を聞きながら、アレクサンドロスはふと顔をあげると、電柱を上っていく電線工事黄色人々の姿が目についた。弦の切れた天のハープのようにたわむ電線をぴんと張るその姿は、まるで空に向かって飛び立とうとするこうのとりのようであった。





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