たいも、つちいも、どろいも、こいも
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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たいも、つちいも、どろいも、こいも | さといも | 田芋、土芋、泥芋、子芋。山芋に対して、田で栽培する芋という意味。関東や九州で「いも」と言えばこの芋を指す。畿内で「つちいも」「どろいも」、近畿、北陸、四国で「たいも」、畿内、山陽、能登、西武蔵で「こいも」と言う。山芋に対して家や集落で栽培するという意味の「さといも」は、九州、東海、伊勢志摩、西山陰、関東での言い方。北近畿、東山陰、北陸では「ずいき(いも)」、伊賀、東美濃、西土佐では「ただいも」、阿波、西美濃、尾張では「じいも」、飛弾、中越、南奥羽などでは「はたいも」、奥吉野、西南信濃、日向、西土佐、西飛弾の山間部で「まいも」「ほんいも」、肥前、能登、北奥羽、北海道では「いものこ」、北信濃、北奥羽では「はいも」「はすいも」、石見で「えぐいも」、北北陸で「えがいも」、西関東、肥後、日向で「いも」「うむ」、備後、五島列島で「えのいも」、沖縄で「ちんぬく」、南琉球で「むじ」という。 |
「こいも」の例文・使い方・用例・文例
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