三省堂 大辞林 |
けんのん 0 3 【剣▼呑/険▽難/険▼呑】
〔「剣難」の転かという〕あぶないさま。不安なさま。
「直ぐ欄(てすり)の倒れるやうな―なものは出来上らんと思ふがね/酒中日記(独歩)」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)
甲州弁辞典 |
「けんのん」の用例一覧
夏目漱石 人生 (青空文庫)
がけぬ心は心の底より出で来る、容赦なく 且 ( かつ ) 乱暴に出で来る、海嘯と震災は、 啻 ( たゞ ) に三陸と濃尾に起るのみにあらず、亦自家三寸の 丹田 ( たんでん ) 中にあり、 険呑 ( けんのん ) なる 哉 ( かな...
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高村光雲 幕末維新懐古談 東雲師逝去のこと (青空文庫)
てこの際、そういうことをさせることは無謀の至りで、これは 険呑 ( けんのん ) 至極と思いましたが、前にも申す如く、奥の婦人たちに向って 強 ( た ) って口を入れて我意を張り通すことも、とにかく、元、私が...
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二葉亭四迷 余が翻訳の標準 (青空文庫)
も 険呑 ( けんのん ) に思われて断行し得なかった。で、依然旧翻訳法でやっていたが、…… 併しそれは以前自分が真面目な頭で、翻訳に従事した頃のことである、近頃のは、いやもうお話しにならない。 (明治...
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けんのんに関連した本
- インドネシア農村社会の変容 (明石ライブラリー) ケンノン ブリージール 明石書店