けっさいようよきんとは? わかりやすく解説

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けっさいよう‐よきん【決済用預金】

読み方:けっさいようよきん

要求払い決済サービス提供できる無利子という3つの要件満たす預金預け入れた金融機関経営破綻しても、全額保護される当座預金無利息型の普通預金など。

[補説] 金融機関破綻した場合預金保険制度により一人あたり1000万円までとその利息保護される(ペイオフ)が、決済備えて1000万円を超える預金をしている企業等預金者は債務履行できなくなるおそれがあることから、信用秩序維持を図るため、平成14年2002)の預金保険法改正により、決済用預金も全額保護されることになった


決済用預金(けっさいようよきん)

個人向け決済専用として開設される預金口座

ペイオフ制度特例として、金融機関破綻して全額保護される無利息預金口座のこと。2003年4月施行され改正預金保険法に基づき登場した

決済用預金の特徴は、(1)利息なし、(2)いつでも払い戻し請求応じる、(3)決済サービス提供する、の3つ。決済用預金は、普通預金含めたペイオフ全面解禁以降金融機関破綻した場合であっても全額保護される

手形小切手による出金しできない当座預金法人向け預金口座だが、決済用預金は現金による引き出しができるため、一般個人にとって使いやすくなっている。ペイオフ制度の導入向けて地方自治体公金を決済用預金にする例も見られる

金融庁のまとめによると、全国銀行信用金庫などの金融機関のうち84.4%(2月時点)が決済用預金を導入している。

(2005.03.14掲載




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