三省堂 大辞林 |
けだか・い 3 【気高い】
〔古くは「けたかし」〕
(1)どことなく、おかしがたい気品を備えている。品格が高い。崇高だ。
「雪を頂いた富士の―・い姿」
(2)(身分や地位が高くて)どことなく近づきにくい。何となく近寄りがたい。
「近く召し使ふこともなく、いと―・くおはする殿なり/源氏(蜻蛉)」
[派生] ――さ(名)
「けだかい」の用例一覧
宮沢賢治 マリヴロンと少女 (青空文庫)
が ) いになったばらばらの楽譜のように、やかましく鳴きながら、東の方へ飛んで行く。 「先生。私をつれて行って下さい。どうか私を教えてください。」 うつくしくけだかい...
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宮沢賢治 ひのきとひなげし (青空文庫)
けて、ベートーベンの着たような青いフロックコートを羽織りそれに新月よりもけだかいばら 娘 ( むすめ ) に仕立てた自分の 弟子 ( でし ) の手を引いて、大変あわてた風をしてやって来たのです。 「や、道を...
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岡倉覚三 村岡博訳 茶の本 茶の本 (青空文庫)
すことをはばかるようなものをほのめかす術である。この道はおのれに向かって、落ち着いてしかし充分に笑うけだかい奥義である。従ってヒューマーそのものであり、悟りの微笑である。すべて真に茶を解する人はこの意味において茶人と言ってもよかろう。たと...
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