三省堂 大辞林 |
くろき 0 【黒木】
(1)製材していない皮つきのままの丸木。
⇔赤木
「―もち造れる室は/万葉 1637」
(2)生木を蒸し焼きにして黒くいぶした薪。近世京都洛北の八瀬・大原などから市中へ売りに出た。
(3)黒檀(こくたん)の異名。
⇔赤木
「―もち造れる室は/万葉 1637」
(2)生木を蒸し焼きにして黒くいぶした薪。近世京都洛北の八瀬・大原などから市中へ売りに出た。
(3)黒檀(こくたん)の異名。
くろき 【黒木】
姓氏の一。
くろぎ 【黒木】
くろき 【黒▽酒】
黒い色の酒。新嘗祭(しんじようさい)・大嘗祭には白酒(しろき)とともに神に供えた。上代の製法は不明。平安朝には白酒にクサギの灰を加えたものを、室町時代には白酒(甘酒)に黒ゴマの粉を入れたものを称した。くろみき。
日本語活用形辞書 |
植物図鑑 |
くろき (黒木)




●わが国の本州、中国地方と四国・九州に分布しています。海岸近くの照葉樹林に生え、高さは10メートルほどになります。樹皮は黒褐色で平滑、小さな皮目があります。葉は楕円形から長楕円形の革質で互生し、縁はほとんど全縁です。3月から4月ごろ、前年枝の葉腋に穂状花序をだし、芳香のある白色の小さな花を咲かせます。雄しべは長く、花冠より突き出します。果実は楕円形の核果で、晩秋に紫黒色に熟します。名前は、樹皮が黒っぽいことから。
●ハイノキ科ハイノキ属の常緑小高木で、学名は Symplocos lucida。英名はありません。
焼酎・泡盛用語集 |
黒貴(くろき)
「延喜式」(905年)に記載されている新嘗会(しんじょうえ)に捧げられた酒。麹(こうじ)と飯と水をかめに仕込み、発酵が終わったところで久佐木(くさぎ)の灰を加えたもの。木灰のため、濃褐色の酒となる。大正二年ころまでの球磨焼酎は、清酒麹と煮米と水とを発酵し、熟成したところでツバキやカシなど硬木の木灰を加えた黒貴に近い醪(もろみ)を蒸留したものであり、15世紀末から16世紀初めに誕生した薩摩のコメ焼酎もこのようなものであったと推定される。
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