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くれはとり 【▽呉▽織】
〔「はとり」は「はたおり」の転〕
(1)上代、中国の呉(ご)から渡来したといわれる織工。
(2) (1) の伝えた技術による織物。
「―といふ綾を二むら包みて遣はしける/後撰(恋三詞)」
呉の織女の織る綾(あや)の意から、同音の「あや」にかかる。
「―あやに恋しくありしかば/後撰(恋三)」
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くれはとり
くれはとりと同じ種類の言葉
「くれはとり」の用例一覧
芥川龍之介 龍村平蔵氏の芸術 (青空文庫)
織物の鑑賞に長じてゐる次第でも何でもない。ましてその方面の歴史的或は科学的知識に至つては、 猶更 ( なほさら ) 不案内な人間である。だから龍村さんの女帯が、滔々たる当世の西陣織と比較して、——と云ふよりは 呉織 ( くれはとり ) 綾織...
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上村松園 謡曲と画題 (青空文庫)
の外なる蘇武が旅寝に故郷の砧きこえしとなり。 妾 ( わらは ) も思ひ慰むと、とてもさみしきくれはとり、綾の衣を砧にうちて心慰まばやと思ひ候」 「いや砧などは賤しきものゝ業にてこそ候へ、さりながら御心慰めん為にて候はゞ、砧を...
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泉鏡花 春昼 (青空文庫)
だん ) 颯 ( さっ ) と 簾 ( すだれ ) を落して流るるさえ、なかなかに花の色を薄くはせぬ。 ああ 目覚 ( めざ ) ましいと思う目に、ちらりと見たのみ、 呉織 ( くれはとり ) 文織 ( あやはとり...
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