三省堂 大辞林 |
くうばく 0 【空漠】
(1)ぼんやりしていてつかみどころのないさま。要領を得ないさま。
「―たる論議」「彼の隠謀が―たる夢の様に頭脳に浮んだ時からで/罪と罰(魯庵)」
(2)広々として果てしないさま。
「―とした風景」
(1)
「殆んど捕(つら)まへ様のない―なものであつた/門(漱石)」
(2)
「ヲマハと桑港の間は―なる荒原にて/八十日間世界一周(忠之助)」
くうばく 0 【空爆】
航空軍事用語辞典++ |
【空爆】
air strike
空からの地上に対する攻撃をまとめた言い方。
攻撃を行う側が爆撃機でも攻撃機でも攻撃ヘリコプターでも、使用兵器が爆弾でも機関銃でも空対地ミサイルでも、行ったことが近接航空支援でも戦略爆撃でも航空阻止でも全て「空爆」と言える。
「爆撃」という表現に代わって、湾岸戦争以降、特にメディアで多用されるようになった。
「空爆」という表現が多用されるようになる前と、その後での空対地戦闘では多少の相違がある。 従来の大規模な絨毯爆撃が減り、代わって精密誘導兵器が登場したこと、巡航ミサイルによって遠距離から精密攻撃する作戦が増えたことなどであり、これらが「空爆」という表現につながった可能性がある。
類似の言葉に「爆撃」「空襲」「空撃」があり、公式文書等では「爆撃」が使用されることが多い。
「くうばく」の用例一覧
ウォーソン夫人の黒猫 (青空文庫)
の帰宅の時間になると、その空漠(くうばく)とした部屋を考え、毎日毎日同じ位地に、変化もなく彼女の帰りを待ってる寝台や、窓の側に極(きま)りきってる古い書卓や、その上に載ってる退屈なインキ壺(つぼ)などを考え、言い...
www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/1770.html
夏目漱石 処女作追懐談 (青空文庫)
自分の考は此男の説よりも、ずっと実際的である。食べるということを基点として出立した考である。所が米山の説を聞いて見ると、何だか 空々漠々 ( くうくうばくばく ) とはしているが、大きい事は大きいに違ない。衣食問題などは 丸...
www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/2680_10233.html
海野十三 沈没男 (青空文庫)
しプロペラの音は全然しなかったのである。 仍 ( よ ) って案ずるに、独軍では、 無音 ( むおん ) 飛行機を使っているか、 乃至 ( ないし ) はグライダーをもって、わがロイヤル・オーク号を 空爆 ( くうばく ) した...
www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/3359_20562.html
くうばくに関連した本
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- ナチス激減空爆作戦戦争ドキュメント39[DVD] コスミック出版
- 空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア) 茅田 砂胡 中央公論社