きらり宮崎【キラリミヤザキ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6387号 |
登録年月日 | 1998年 5月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | きらり宮崎 よみ:キラリミヤザキ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮崎県 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉岡秀樹 川口満 荒砂英人 日高秀光 愛甲一郎 薗田豊和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「東北143号」(後の「ひとめぼれ」)に「コシヒカリ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(宮崎県宮崎郡佐土原町)における成熟期は極早生,玄米がやや小さく,障害型耐冷性が強い良食味の水稲,粳種である。 草型は中間型,稈長はやや長,稈の細太及び剛柔は中,止葉の直立の程度は立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長,穂数及び粒着密度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は稀である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや小,光沢は中,見かけの品質は上の下,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は極早生,障害型耐冷性は強,穂発芽性は難,耐倒伏性は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i,白葉枯病圃場抵抗性は中である。 「コシヒカリ」と比較して,止葉が立つこと,出穂期及び成熟期が早いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-iであること等で,「あきたこまち」と比較して,穂発芽性が難であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に宮崎県総合農業試験場(宮崎県宮崎郡佐土原町)において,「東北143号」(後の「ひとめぼれ」)に「コシヒカリ」を交配し,平成2年に雑種第4代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。5年から奨励品種決定調査を行い,7年にその特性を確認して育成を完了した。7年は雑種第9代である。 なお,出願時の名称は「宮崎33号」であった。 |
- きらり宮崎のページへのリンク