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きらめき (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/23 09:02 UTC 版)

きらめき
「きらめき」に使用される787系
「きらめき」に使用される787系
運行鉄道事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
列車種別 特急列車
運転区間 門司港駅小倉駅 - 博多駅
経由線区 鹿児島本線
使用車両
(所属区所)
783系787系
南福岡車両区所属)
運転開始日 2000年3月11日
備考 2011年3月13日現在
783系の「きらめき」の側面方向幕

きらめきは、九州旅客鉄道(JR九州)が門司港駅小倉駅 - 博多駅間を、鹿児島本線経由で運行する特急列車である。

目次

概要

特急「きらめき」は、2000年3月11日にそれまで「つばめ102号」「にちりん101号」として運行されていた、博多駅→門司港駅間運行の特急に独立した列車名を与える形で設定された。翌年には「ホームライナー・エアポートライナー」などの乗車整理券が必要な快速列車をすべて「きらめき」に編入し、種別統一を図った。ただし、「ホームライナー」時代は乗車整理券300円で着席が保証されたが、「きらめき」は普通車自由席のみとしたため、特急券500円(25kmまでは300円)を払っても着席が保証されなくなった。そのため、連結両数が各列車の走行時間帯の需要より多めに設定されていた。

運行当初から前身の列車を受け継ぐ形でホームライナーに近い形態で運行され、朝もしくは夕方以降の運行に限られてきたが、2011年3月12日九州新幹線鹿児島ルート鹿児島ルートの全線開業に伴い廃止された「リレーつばめ」「有明」の門司港駅・小倉駅 - 博多駅間は「きらめき」に編入する形で存続することになり、日中の運転も含めて本数が大幅に増えた[1]

なお、「きらめき」の列車名は1988年から1997年まで、西日本旅客鉄道(JR西日本)が北陸本線米原駅 - 金沢駅間で運行する速達形特急の愛称に用いられていた(「しらさぎ」の項を参照)。ほかのJRで採用されていた列車名を改めて採用するという比較的珍しいケースである。

運行概況

2011年3月12日ダイヤ改正時点では門司港駅 - 博多駅間下り3本(土曜・休日5本)・上り7本、小倉駅 - 博多駅間下り11本・上り10本の計下り14本(土曜・休日16本)・上り17本が運行されている。博多駅行きが土曜・休日に2本増えるのは、平日に12両編成で運行している3・5号を土曜・休日は、3号は6両ずつに分けて3号と103号、5号は8両と4両に分けて5号と101号とそれぞれ2本の列車に分けて運行しているためで、土曜・休日に博多駅行きが1本少なくなるのは博多駅 - 宮崎空港駅間運行の「にちりんシーガイア」は博多駅行きの方が1本多いためである。

九州新幹線鹿児島ルートの全線開業以前は下り3本(土曜・休日4本)・上り7本の運行で、ほとんどの列車が門司港駅発着で運行されていた。


停車駅

門司港駅 - 門司駅 - 小倉駅 - 戸畑駅 - (八幡駅) - 黒崎駅 - 折尾駅 - 赤間駅 - (東郷駅) - (福間駅) - (香椎駅) - (吉塚駅) - 博多駅

  • ( )は一部の列車のみ停車
  • 時期によってスペースワールド駅に臨時停車する列車がある。
  • ( )を含めたこの停車駅は2000年までの快速列車停車駅とほぼ同等である。

使用車両・編成

2011年3月12日現在の編成図
きらめき
← 博多
小倉・門司港 →
1 - 4・6 - 28・34・103号(787系6両編成)
1 2 3 4 5 6
DX, G G個4 自・b
  • 3号は平日のみ上記編成を2本連結(増結編成は7 - 12号車として運行、8号車は自由席)
5・30号(783系8両編成)
1 2 3 4 5 6 7 8
G G
  • 1 - 4号車:「ハウステンボス」編成、5 - 8号車:「みどり」編成
  • 5号は平日のみ下記の旧「にちりん」編成を9 - 12号車として連結
32・101号(783系4両編成)
1 2 3 4
G
  • 旧「にちりん」編成

  • 全車禁煙
  • 編成・座席種別は変更される場合がある
凡例
G=グリーン車座席指定席
G個4=グリーン車4人個室(座席指定席)
DX=DXグリーン席(座席指定席)
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席
b =普通車4人用ボックスシート(自由席)

南福岡車両区所属の787系電車および783系電車が使用されている。運行開始以来、通勤時間帯にのみ運転されるという使命を持っていたため、ほかの特急列車の間合い運用が基本であったが、現在は基本的に運用は固定された。

787系は5・30・32・101号を除く下り13本(土曜・休日14本)・上り15本に充当され、グリーン車4人個室付きの6両編成で運行される。「リレーつばめ」「有明」での運用を引き継いだ形で日中運転される列車の基本編成であり、朝夕をのぞき普通車座席指定席が設定されている。3号は平日のみ2編成連結した12両編成で運行するが、土曜・休日は6両ずつに分け3・103号として運行している。土曜・休日の上下本数を比較して下りが1本少ないのは、博多行きの「にちりんシーガイア」24号が当列車と共通運用の787系6両編成でされるため。

783系は5・30・32・101号の下り1本(土曜・休日2本)・上り2本で使用されており、このうち32・101号については普通車全車自由席で運行する。783系は「みどり」「ハウステンボス」に充当される編成と、2011年3月11日まで「にちりん」系統に充当されていた編成により運行される。1つの編成はいずれも4両である。下り列車は、平日の5号はこれら3つの編成を連結した12両編成で運行し(8・9号車間の通り抜けは出来ない)、土曜・休日は「ハウステンボス」+「みどり」編成を5号、旧「にちりん」編成を101号として、上りの30号は「ハウステンボス」+「みどり」編成、32号は旧「にちりん」編成で運行する。

過去の使用車両

  • 883系
  • 885系(「かもめ」用・「ソニック」用)
  • 485系(「ホームライナー」・「さわやかライナー」・「エアポートライナー」)

利用状況と競合交通機関

福岡市北九州市小倉)を結ぶ交通機関としては、ほかに西日本旅客鉄道(JR西日本)が博多駅 - 小倉駅間で山陽新幹線を、西日本鉄道(西鉄)が天神小倉北区を結ぶ高速バスなかたに号」「ひきの号」「いとうづ号」を運行している。山陽新幹線は同区間を約20分で結び、「こだま」の一部には両駅間のみ運行する列車も設定されている。また、西鉄の高速バスは運賃をJR九州の普通運賃よりも安い1,100円としているほか、運行本数では高速バス路線として日本最多となる高頻度運行となっており、福岡市の中心市街地である天神や中洲の複数箇所および、小倉北区内の駅から離れた地域からの利用も可能となっている。

これに対し、JR九州は門司港駅・小倉駅 - 博多駅間には特定特急料金(自由席500円)を設定しているほか、2枚きっぷ・4枚きっぷなどの特別企画乗車券を発売するなど、実質的な割引を行っている。一方で、同区間において山陽新幹線や高速バスのルートから外れており直接競合しない赤間駅にも停車している。




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  1. ^ a b 平成23年春ダイヤ改正(別紙詳細) (PDF) - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2010年12月17日


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